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202401_成果まとめ

 やったこと全部書いてみた。来月も継続できるとかできないとか、そういうのは一旦考えない。

・世界史
「Kaplan SAT Subject Test World History 2015-2016」
 アメリカの大学入学共通テスト向けのテキスト(英語・模試付き)を、 1〜2ページずつ読んでは日本語でノートにまとめるという途方もない作業。今月はまじでめちゃくちゃ頑張った。
 世界恐慌(62%)→ポーランド侵攻(64%)

・劉慈欣『白亜紀往時』(早川書房)
 恐竜と蟻がかつて、現代の人間を超える文明を築いていたという話。面白い。読後感が素晴らしい。『三体』を恐竜と蟻に置き換えた話でもあり、人間は出てこないけど今を生きる人間に対するメッセージでもあり、恐竜が絶滅した理由のトンデモ解釈でもある。すごい、ここまでよくまとまっていると気持ちがいい。

・『別冊太陽 宮沢賢治 ほんたうのさいはひは一体何だらう』(平凡社)
 本屋で見かけて衝動買いしたムック。序盤にハイレベルな読みがいくつか載ってたのと、色んな作品を薄く広く知れてとてもよかった。賢治もSFだよね。一個気になるのは、生きてる時代が結構激動だと思うんだけど、実社会の不穏さみたいなものが、あんまり作品には反映されてないよね。不思議。

職業芸術家は一度亡びねばならぬ
誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ
然もめいめいそのときどきの芸術家である

宮沢賢治『農民芸術概論綱要』より

・カレル・チャペック(小松太郎訳)『園芸家12カ月 新装版』(中公文庫)
 癒し系。チャペックが趣味の園芸について語るエッセイ。文章も面白いし、絵も含めてすごく現代的なセンス。園芸は土が大事で、土と肥料の化学反応つまりはサイエンスなんだ。というか気が付いたら、巻末に動植物の固有名詞の注がもりもりの、図鑑みたいな本ばかり読んでいる。というか意識しなくても自然科学系・SF系ばかり選んでいる。

きみは労働のために労働をしているのではなくって、その代償にベーコン入りのエンドウを手に入れたいからだ。さもなければ、うんと大勢子供がいるからだ。そして、生きていたいからだ。したがって、きみは今日、ベーコン入りのエンドウなり、子供なり、生活なり、要するに、きみがきみの労働で買い、きみの労働で支払ったすべてのものを祝うべきだ。

カレル・チャペック(小松太郎訳)『園芸家12カ月 新装版』より

・加古里子『海』(福音館書店)
 『園芸家12カ月』で植物の固有名詞がいっぱい並んでるのを見て、昔家にあったこの絵本を思い出したので買った。海の絵に、海にまつわる生物や人工物がこまごまと描き込まれてて、その横にひたすらひらがなで名称が書いてある絵本。最初の数ページ以降あんまり記憶がないから、多分読み応えがありすぎて最後まで読んでないんだと思う。よかったね、今になって読み切れて。解説がガチすぎておよそ絵本とは思えない。

≪「海」にこめたもの≫
(2)海が持ち、包含し、関係している有機的な様相、動的な関連性を総合しつつ整理し、一段進んだ理解を得たいと試みたこと。(海の生物の食物連鎖やサイクル、地理的条件による物理や化学上の変移、また光や波浪や水圧の影響等をちりばめたほか、時間的な推移を映画のこまおとしのように示したのもそのためです。宝庫としての海をたたえる反面、凶暴非情な海を描いたのもそのためです)

加古里子『海』より

・加古里子『地球』(福音館書店)
 『海』と同じ「かがくのほん」シリーズ。『海』ほど細かくは描き込まれてない一方、『海』より漢字が多くて大人向け。生物学、地学、建築学、エネルギー工学。考古学も入ってるのかと思ったらそれはなかった。ご協力いただいた竹内均氏(東京大学教授)ってどこかで聞いたことあるね。

・青山剛昌『名探偵コナン②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪』(小学館)
 1話1話Excelに感想とか設定をまとめながら読んでる。すごいでしょ。もうね、うまく言えないけど尊すぎる。青山先生が書くメインキャラたちが尊すぎる。特にコナンがまだこんな巨大コンテンツになる前の、青山先生が自由にやれてた(であろう)この頃の雰囲気がほんと…なんかねー、愛があるよね。ものすごい愛情を持って描いてるんだろうなーっていうのが手に取るように分かる。

・映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』
 片岡愛之助と紀香夫妻がなんか分からんけどよかった。私の地味で小さな出身地(与野)を主役級にフォーカスしてくれてありがとう。あとエンディングのはなわの歌がよかった。

・トーヨー『おりがみくるくる回転寿司』

 プリント折り紙。全部折った。大家・山口真さん監修。対象年齢3歳以上ってあるけど、難易度高すぎて普通の3歳には無理だと思う。

・タオルから雑巾を作る

 作れって夫に言われたから作った(語弊あり)。古いタオルを雑巾にして、新しいタオルに換える試み。片付けることの一番は使い切ることだと思ってるけど、例えば、開封する→中身を使う(大抵開封前より体積が増える)→ゴミが出る、を繰り返してると、ああ、エントロピーが増大してるなって思う。

・家を片付ける
 大掃除の延長。今月の全ての活動の源流。日々少しずつものを使い切ったり、捨てたり、場所を変えたりしてみる。ものの場所を滅多に変えて来なかったので新鮮。

・日向ぼっこ
 日差しの暖かい日に窓際まで椅子を持っていって本を読む。日光浴なんて10分くらいでいいんだろうけど、実際そのくらいになると皮膚がちくちく(ちりちり?)してくるので自然とやめられる。ベランダに持ち出せる外用の椅子が欲しい。

・ひとりラジオ
 会社で本当の自分を0.001%も出せず疲れてきたし、最近自分の話をじっくりする機会もないなあと思ったので一人で喋ってみる。そしたらめっちゃ楽しいし明るい気持ちになった。

・精密採点Ai
 DAMの現行の採点システム。92,3点ぐらいまで取れるようになったけど、取れるときと取れないときの違いが分からない。単に部屋や音響やコンディションの違いな気もする。何があるとorどうすると良いのか・悪いのかがいまいちピンと来ないので、正直…やってはいるけどあまり面白くはない。精密採点DX-Gの頃と比べると、点数をあくまで参考程度にしか捉えなくなった。

・家で歌う
 家でエフェクト0で歌った方がより厳しい練習になるのではと思ってやってみた。カラオケの採点も前ほど面白くないし、これでもいいのかもしれない。でも行きつけのカラオケ店には行ってあげたい。

・『LES MILLS XR DANCE』
 簡単なところからダンス教えてくれるVRアプリ。まじでめっちゃ面白い。Meta Quest買ってからスマホでゲームはやらなくなったよね。VRの方が絶対目にも体にもいいし。ピアノもダンスもそうだけど、VRでやると現実でもスキルが上がってるからほんとすごい。数百円〜数千円でアプリ落とせば、いつでも本体のボタン押して1分で体験できるんだから、もっと普及してもいいと思う。

・『PianoVision』
 ピアノが弾けるVRアプリ。Meta QuestのCMの冒頭でやってるやつね。900円ぐらいのアプリをクーポン使って200円ぐらいで買ったんだけど、それで1000曲超えてそうな数の楽譜が入ってるからコスパどうなってんねんって感じ。CMみたいにノーツが降りてくるのが基本設定なんだけど、私はノーツを切って楽譜だけの表示にしてる。その辺の設定の記事も書きたい。

・『Clash of Chefs VR』
  飲食店のキッチン店員を模した、ただ忙しいだけのVRゲーム。まあね、ただ忙しいだけなのもね、大事だよね(謎) 少なくとも運動にはなる。今は日本食レストランモード。巻き寿司とラーメンね。でもほんとはバーガーを作るアメリカンモードが一番楽しいよね。

・『Construction Simulator 2014』
 昔からある、重機を運転するスマホゲーム。たまに無性にやりたくなってダウンロードする。こういうのこそVRでやりたいんだけど、ここまでのクオリティのはなかなかないんだよねー。

・『SpeakBuddy』
 AIと英会話するスマホアプリ。最近CMやってるよね。たまにしか開かないから、おすすめされたコースのビジネス上級1「シドニー出張」が全然終わらない。

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