2012.07.01 聖和学園備忘録

平成24年6月30日(土)
9:00~12:00の練習

①ブラジル体操
掛け声はポルトガル語。
1~10まで。

②リフティング
両足交互。利き足。逆足。
各20回ずつ。
インステップ
インサイド
アウトサイド
つま先
もも
かかと


座り

③リフティング(技)
フリスタのコンボみたいな感じ。
ボールを止める・乗せる・挟む要素を含む。
ボールを乗せるのも利き足と逆足それぞれ。
インステップ
インサイド
アウトサイド
つま先
もも



⑤ドリブル・フェイント
足裏・ダブルタッチ・またぎを含む数種類。
自由な発想も必要。
ゆっくり1本。
全速1本。
結構なフィジカル練。

⑥1vs1
正方形グリッド。
かなり狭い。
5人組。
突破or股抜き。

⑦ミニゲーム
ほぼストサカ。
というか完全にストサカ。笑
自由。

「聖和のサッカーを見せる」
「日本のサッカーを変える」
そこには、確かな自信やプライド、魂があった。

テクニックとドリブルにこだわる姿勢。
リフティングにも妥協を許さない。
もちろん試合で生かすため。

目先の勝利に囚われ、信念もスタイルもなく、「見せかけの」パスサッカーに走るチームが多い中、聖和は聖和のスタイルにこだわって戦う。
追求。
挑戦。
そして、いつの日か証明する。
そのために戦い続ける人間の集団。
選手たちの目が輝いていた。
自分自身の努力でしかレギュラーを勝ち取れない環境。
選手の努力を認め、失敗するチャンスを与え、個の能力を最大限に引き出そうとする指導者。

監督の加見先生が言っていた。
「高校サッカー界にも、こんなチームがあってもいいんじゃないですか」
サッカーに正解は無い。
まわりに合わせる必要もない。
「絶対に型にはめたくない」
そう語る先生の目は、未だ遠いが間違いなく明るくなる聖和の未来を確信しているようだった。

忘れてはいけないこと。
聖和の高校3年生、リフティングもドリブルもすごく上手だった。
ボールタッチが、とにかく柔らかい。
でも、はじめから全部できた人間なんていなかった…と。
実際、できない下級生はず~~~っとリフティングしていた。

やればできる。
やらなければできない。

ただこれだけなんだ。



明八の中学生。
君は、サッカー上手くなりたいですか?
じゃあ上手くなるとは?
サッカーにおける自分自身の本当の成長って?

明八中学の3年間でできるようになれば、聖和の選手より3年も早いってことだよ。
どんな道を選ぶかは、自分自身。
俺には…というか誰にも分かりません。
自分の心に聞いて下さい。

熱病フットボーラー OMA

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