2013.10.11 期待

ある日本代表選手の過去について語った恩師たちの言葉。

(小学校時代)

練習で鬼ごっこをやっても敵がいない、捕まらない。
猫が人間に見つかって逃げていく時のような感じ。
速くて柔らかかった。

あの子はノープレッシャーだとできないんです。
研ぎ澄まされないといけない。

決まり事やみんながやっているフェイントはしたくなかったんでしょう。
人と違ったことがしたい、目立ちたいというのはすごくありました。


(中学校時代)

サッカーが大好きでやんちゃな子。
いつもニコニコしながら、明けても暮れてもボール蹴っている“サッカー小僧”でした。

授業でじっとしていないとか、クラスでもやんちゃなわけですよ。
『サッカーで何とかしてくれ』と言われたので、みんなで彼を育てて見守っていく、大人が携わっていくようにしたいとお願いしました。

それが彼の才能で、そこを見てあげられる大人がいるかどうか。
現在の彼がもしも成功しているというのであれば、あの時それを許してくれた大人がたくさんいたから。
今思えば楽しい思い出ですね。


(J2徳島時代)

サッカーだからうまくいかないことはたくさんある。
自分がうまくいかない時は周りが助けてくれるし、周りがうまくいかない時は自分が助けてあげないといけない。
一人でやっているわけじゃないということは何度も言いました。

プレッシャーや周囲の期待と向き合えるようになった。
試合に出たい、プレーしたいというのが彼の思いだったけど、それは自分のための感覚。
自分中心のプレーだけじゃなく、チームプレーもあるんだよということを伝えられた。




その選手とは…




柿谷曜一郎。

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現日本代表で最も期待している。
もっと魅せてほしい!!


熱病フットボーラー OMA

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