2008.04.01 「肩書は関係ない。真剣にプレーして、あのオッサン上手いなって思って、その技術を真似したいって思ってもらえたり、サッカーって楽しいと感じてもらえたら、それでええんや」
また新しい1年の始まりですね�
今日、改めて自分がフットボールを続けている(選手として、指導者として)理由に気づかされました�
少し長いけど読んでみて下さい
檜垣ブログ
29歳のときブラジルで契約を切られ、このまま選手を続けるかどうか迷っているとき、単純に一生サッカーを上手くなりたいと思った。
コーチとなった今でもその気持ちは変わらない。
子供達や選手達と接していて、僕の中では一緒に上手くなろうという気持ちでいる。もちろんコーチの立場はわかっているし、彼らが成長するために何をしなきゃいけないかをいつも考えている。そのためにプロである以上、ちゃんとした技術を見せることはすごく大切なことだと思っている。
日本に帰ってきて、金田さんを始め、いろんな方々と出会った。山本さん(マリノスOB)、大石さん(ヴェルディ、エスパルス、ジュビロなどのコーチ)、マリーニョさん(マリノスOB)、カルロスさん(ヴェルディOB)、早野さん(前マリノス監督)、遠藤くん(元日本代表)、前園くん(元日本代表)、桜井くん(元フリューゲルス)、増田くん(元ヴェルディ)、井手口くん(元マリノスOB)、水内くん(元レッズ)、大竹奈美さん・由美さん(元女子日本代表)、いろんなイベントやサッカースクールなどで、一緒に真剣にコーチをして、真剣にプレーをした。子供達とのサッカーでも、皆、手を抜かないでプレーする。真剣にやるからこそ伝わるんだと思う。
金田さんが子供達と一緒にプレーをするとき、「肩書は関係ない。真剣にプレーして、あのオッサン上手いなって思って、その技術を真似したいって思ってもらえたり、サッカーって楽しいと感じてもらえたら、それでええんや」といつも言っている。マリーニョさんやカルロスさんなんかも50歳を越えても素晴らしい技術を見せられるし、ある意味子供達以上に真剣にプレーしている。技術があるって、年齢関係なくサッカーを楽しめるんです!
「今でも上手くなりたい」この気持ちがあるからこそ、本当に繊細な技術やサッカーの細かい部分までわかってくるし、気付いていける。そして、それを伝えることができる。
プロとかアマチュアとかの前に、僕が一番大事だと考えるのは、自分もボールをさわって、自分も上手くなりたいと思う気持ちがあるかということ。選手を育成するためには、自分の成長も絶対に大切だから。
俺もただ単純に『もっと上手くなりたい』っていう気持ちだけで毎日ボールに触ってます
いつまでも技術を追求して、『自分が上手くなる』、『自分で見せる』っていう部分で、誰にも負けないようにしたいと思います
新しい1年の始まりの日に、檜垣さんから勇気を貰いました�
ありがとうございます�
いつの日か…『あのおっさんやべ~!』って言われるようになりたいなぁ�笑
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