逝っちゃう人たち

私のnoteに「自殺なんて考えないで」とよくコメントしてくださっていた方が、奥様が亡くなられて以降みるみるnoteの更新頻度が落ち、先程確認したら消えていた。
どこかで生きてくれていたらいいが‥

「心配される側」の私はずっと生きている。
はっきり言って死ぬ気がしない。
過去のnoteを読み返したが、死ぬ気もないのに死ぬ死ぬと喚いて本当に見苦しい人間だと思う。
はっきり書くと私は死ぬ勇気なんて一ミリもないし、病気や突発的な事故や殺人事件に巻き込まれない限り十年後も二十年後も平気で生きてると思う。
「死にたくなるほどのさみしさ、苦しさ」を抱えていても、本当に死ぬわけではない。

自殺してしまう人は、それまで自殺なんて考えたこともない人もいる。
私は物心ついた保育園の時からずっといつ死ねるかとか、早く死んで楽になりたいという気持ちがあったので、はっきり言ってもう慣れた。
人生で死にたくなかったときがないから、よほど大きなショックがなければ本当に死んでしまうこともないだろう。
可哀想なのは幸せな時期があった人だ。私がもし「もっとこの時間が続けばいいのに」と一度でも感じたことがあれば、その時の感情や時間を思い出してずっと苦しくなったり、もうあの頃は戻ってこないんだと感傷的になり死んでしまうだろう。

だけどどっちがいいんだろう。
幸せなひとときもありながら最期は自殺することと、
ずっと自分は不幸だと感じながら長生きすること。
私は後者のほうがつらいと思う。 酔生夢死とは私のことだな。

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