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カナダに移住しようかな

こんにちは、Mari(@mariii.canada)です。
訪問いただきありがとうございます。

現在カナダでワーホリをしております。
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はじめに

このマガジンでは、ワーホリでカナダに渡航したばかりの筆者が経験する、カナダの永住権取得までの道のりを記録していこうと思っています。

基本的に当noteは無料ですが、このマガジンでは以降、有料記事も書いていく予定です。(更新頻度は不定期。数ヶ月に1度の可能性も)

今回の記事では、どうしてカナダに永住しようと思ったのかこれからどんな事をシェアしていきたいかについてお話していきます。

自身のYouTubeやnote過去記事でもふれていますが、私は2016年に初めてワーキングホリデー(以下ワーホリ)をしました。

選んだ国はオーストラリア。その際はカナダでワーホリすることなど1ミリも考えていませんでした。

それまで海外渡航歴などほぼないに等しく、英語圏へ行った事などありませんでした。

そんな私がなぜカナダ永住権を思いついたのか。
以下で説明していきます。


1.移民の受け入れ態勢


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これまでオーストラリアを筆頭に、イギリス、ニュージーランドにて長期滞在を経験しました。

この中ではオーストラリアが好きでしたが、当時はイギリス行きも決まっており、「移住したい」という気持ちよりも「もっと他の国を見たい」という気持ちが勝っていました。

イギリスにいた2018年、カナダワーホリのビザを申請し、2019年に取得しました。当時は「ワーホリのその後」については考えていませんでしたが、たまたまブログか何かを読んでいた時に「カナダ永住権」というキーワードが浮上したのです。

その後、Google先生に色々と質問したところ、どうやらカナダは移民の受け入れが他国よりも積極的だということが分かりました。

それまで私は、「海外移住?なんか難しそう・・・」と思っていました。
ところがカナダでは、レストランのサーバーやスキーリゾートのスタッフでも永住権を取得しているらしい!(※コロナパンデミック前の話

今までの先入観が少しずついい意味で崩れ始め、新たな選択肢が出てきました。

ワーキングホリデーの後、海外移住をするとしたらどうする?
そんな漠然とした疑問が湧いてきて、その選択肢としてこれから行くカナダがあがってきたのでした。

2.他国との比較


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そんなわけで、2019年、ニュージーランドへ行く前から「永住権」というキーワードが浮かびました。ではなぜカナダなのか?理由はいくつかあります。

1.VS オーストラリア

オーストラリアは海外からの移住者が多く、カナダ同様に移民が多く住んでいます。
場所にもよりますが気候も温暖で住みやすいです。

ですが、移住する国として人気なのが災いし、永住権をとるのがカナダよりもハードルが高いのです。これは職種や経験にもよるので一概には言えませんが、年々永住権がとりにくくなっているという話が周りから聞こえてきます。

また、虫が多いことも私にはマイナスポイントでした。(こういうの意外と大事よね)

2.VS イギリス

ワーホリ(YMS)の渡航先として人気なイギリス。
当選が難しいのもあいまってか、他の国と一線を画している印象。

私個人レベルでは、どんよりした気候や長い冬、Brexit(UKのEUからの脱退)に象徴される必ずしも移民を受け入れているとは言い難い状況もあり、移住したいとは思いませんでした。

長期留学にはいいかもしれませんが、住む人を選ぶ国だと思います。

UK出身の人々がオーストラリアやニュージーランドなど外に出ていっている事を見ても、世界一住みやすい国とは思いません。

3.VS ニュージーランド

ニュージーランドもオーストラリアに比べると移住しやすい国と言えます。
特定の産業(例えばチャイルドケア)が不足しているので、中国人やインド人がこぞって大学等で勉強し、その後の永住権を目指しています。

オーストラリアでもチャイルドケア経由で移住する人は多いですが、競争率が低い分、ニュージーランドの方が移住しやすいそうです。

私個人でいうと、ニュージーランドよりオーストラリアの方が肌に合っていました。こればかりは各自何を大切にするかによるので、個人差だと言えます。

ニュージーランドはオーストラリアに比べると人口も面積も圧倒的に小さいので、静かな暮らしをしたい人には向いているかもしれません。

4.カナダの魅力

これについては渡航後1ヶ月経っておらず、コロナによる規制で基本ステイホームなので肌感覚ではまだ分かりませんが、今までカナダワーホリをした友人知人が口を揃えて

「カナダ良かった」「また戻りたい」「できれば移住したい」

と言っていたのが印象的でした。また、「ニュージーランドの風景が好きならカナダも好きなはず!」という意見も耳にしていました。

・移民が多く暮らしやすい
・アメリカに簡単に旅行に行ける(今じゃないが)
・北米アクセント
・人々がフレンドリー
・自然豊かでそれなりに都会

これらの理由から、渡航前から「これはいける」という一種の希望がありました。

3.ワーホリという切り札が残っていた


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先にカナダに実際に渡航する数年前から永住権というキーワードが浮上したと言いましたが、なぜ住み始める前に考えだしたのか。

これは結果論になるのですが、海外移住するにあたってはその国での就業経験を積んでビザの申請をするパターンというのが多いです。

ワーホリ中に出会った友人で移住している人の多くが、
ワーホリ期間中に勤務先がスポンサーになってくれたと言っていました。

中には観光ビザで入国し、スポンサー先を見つけたというツワモノにも会ってきましたが、本来観光ビザでは仕事を探すことは認められていないので、オススメできる方法ではありません。

その意味では、1年(ないし2年)その国で合法的に就業経験が積めて、それが後々、永住権申請につながりやすいというワーホリの制度はジョーカ(切り札)的存在です。

ニュージーランドで会った友人の中には、「たまたま最後のワーホリがニュージーランドだったから」とう理由でニュージーランド移住に至った友人が何人かいました。

そういう意味では、私のケースも「たまたま最後のワーホリがカナダだったから」と言えるかもしれません(笑)

また、年齢がネックでワーホリを使えないという方にとってもカナダはいい国だと思います。

なぜならカナダはポスグラ(Post-Graduation Work Permit)とう制度があり、たとえば公立大学やカレッジにて2年以上のコースを卒業した場合は、3年間のポスグラビザ(労働ビザ)が取得可能なのです。

他の国でも同様の制度はありますが、学費や「2年の学習で3年」というリターンを考えた時に、かなりコスパのいい太っ腹な制度だと言えます。

ポスグラの情報はネットに溢れているので、気になる方はGoogle先生に聞いてみることをおすすめします。


4.コロナが追い風に


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先に「カナダでは、レストランのサーバーやスキーリゾートのスタッフでも永住権を取得しているらしい!」と書きました。

残念ながらパンデミックが起こった2020年はレストランのサーバーやホスピタリティの多くの職種が永住権申請リストから一時的に外されてしまったと聞いています。(そして事務職も!)

ただ、これは一時的なもので、この状況が落ち着いた際には申請できるリストに戻ってくると予想しています。詳しい情報はニュースやイミグレの発表で確認することをオススメします。

また、残念ながら2020年のIEC(カナダワーホリ)はビザの審査自体がストップしてしまい、今年ワーホリビザを狙っていた人たちは肩をおとしたかもしれません。

しかし、悪いニュースばかりではありません。
たとえばこちらのニュース。

Last Updated on October 30, 2020

Canada is to dramatically increase immigration to boost its economic recovery from the coronavirus pandemic by welcoming more than 1.2 million newcomers between 2021 and 2023.

日本語はこちら。(LIFE VANCOUVERの記事へ)

カナダといえば人種の多様性で有名で、移民大国と呼ばれることもしばしば。

そんな中、2021年~2023年にかけての移民レベルプラン(Immigration Levels Plan)が発表となりました。

カナダは今後3年間で合計120万人以上の移民を受け入れる予定です!

また、カナダは国境封鎖もあり留学生の受け入れを一時中断していましたが、10月ごろから徐々に留学先機関によっては渡航できるように発表をしているようです。

日本で待っていた学生さんには朗報だったのではないでしょうか。


5.これからシェアしていきたいこと

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永住権取得の道のりは基本的に年単位です。

今後の有料記事では、具体的にどうやってカナダで永住権を取得するのかを軸に、

・ビザ申請のこと

・仕事のこと

・永住権申請に必要な資格(学歴や英語力)


そしてそれらをどうクリアしていくのか等について具体的にシェアしていきたいと思います。

ニュージーランドにいる際からウェビナーに参加して情報収集したり、お金を払って移民コンサルタントにアドバイスをもらって計画している段階ですが

マガジンが自分の備忘録になると共に、今後、海外移住を考えている人の参考になれば嬉しいと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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2020年11月 バンクーバー(カナダ)の自室より

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