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【2023年5月】自分軸と他力本願は共存できる

こんにちは、Mariです。今年の梅雨入りは例年より早いようで、東海エリアなどは既に梅雨入りと聞きました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

このnoteは、英語圏4ヶ国でワーホリを終えて日本で生活中のわたくしMariが、月に1回程度、備忘録のために1ヶ月を振り返る記事です。

先月1ヶ月は、色々と葛藤がありました。

今月も、様々なことがありました。
具体的にテーマごとに振り返っていきます。


1.転職活動

4月にバイクの免許を取りに合宿に参加しておりましたが、その頃から少しずつ転職活動を始めていました。現在アドレスホッパーとして、定住場所を持たない生活を始めて3ヶ月ほどになりますが、その間には個室を予約したり、友人の家にお世話になったり、時には面接をするためのコワーキングスペースを有料で予約したりしながら面接を進めていました。

その甲斐もあって、転職活動を始めて約1ヶ月後、外資系の旅行会社から内定をもらうことができました。ですが、残業時間が月に80時間といわれ、内定を辞退することに。

この経験で一度自分の転職活動を振り返り

・そもそも本当に東京で仕事がしたい?
・何のために就職(正社員)になろうとしてるの?

と自問した結果、それらは私が本当に望んでいたことではないことに気がつきました。よって、5月の後半からはそこの『理想とする働き方』を再確認・調整することの必要性を感じました。


2.旅して見えた私の強み

神奈川の友達の家にお世話になり続けるのも申し訳ないので、心機一転、湘南エリアのゲストハウスに1週間ほどお世話になりました。

朝からメールをチェックして、履歴書や職歴書を送り、WEB面接をこなしたりしているうちに、同じゲストハウスでの人との出会いがありました。

転職中で金銭的な面で焦り、狭くなって、自分の理想通り進めなくなっている私に、彼らは「大丈夫だよ、君の英語は素晴らしいんだから。やりたくないことに落ち着いたら勿体ないよ」とエールを送ってくれました。

これがあったから自分の理想を再確認しようと思えたし、自信を取り戻すこともできました。

滞在中の半分以上は雨で、気持ちに余裕もなく観光する気分にはなれませんでしたが、歩いてすぐの所にビーチがあって、散歩したり、夕陽を見に行くと自分の悩みが海に溶けていくように、一瞬忘れることができました。


改めて、自然に触れることの大切さを感じたのでした。


3.他力本願とは、自分軸を捨てることとは違う

5月の後半には、都内のバックパッカーズホステルに宿泊しました。
この間も就職活動は続けていましたが、想定していたほど都内での面接はなかったため、「東京以外に住むとしたらどうか」という情報収集をしたり、イベントに参加して人との交流を深めることにしました。

そこで出会った外国人男性が、「東京にいる間の1週間くらい、一緒にご飯食べたりしたい」ということになり、そこからは毎日のようにカフェに行ったり、夕飯を一緒にするようになりました。

彼のおかげもあり、お金の不安や、仕事を決めなきゃいけないという自分に課してたプレッシャーから解放されることができました。

ある日には、久々の対面面接でメンタルフルボッコにあって疲れきった私をみて、「ディズニーシーに行こう!」と夕方のディズニーシーに遊びに行ったりしました。


彼は外国人だし、外貨で収入を得ているのもあって、待ち合わせで使った泊まっているホテルのロビーを見る限り、高そうな感じでした。あとでこっそり宿泊費を聞くと、「1週間で13万くらいかな」とのことでした。

IT系の仕事をしており、国と職種から推測するに、ここだけの話年収1000万くらいもらっているのではないかと思っています。だって、デート中1回も「割り勘する?」に対してYESと言ったことなかったですもん。

彼の経済力をうらやましくも感じたのでした。

「今」にフォーカスし、なるべく未来の不安を感じないように過ごしていたら、思わぬところから棚ぼたがあり、結果、1週間プリンセスのように扱われながら、美味しいものを沢山食べれたとう最高の時間を引き寄せたのでした。

ここから思ったのは、「全て自分でやらなくていい」ということ。
宇宙が与えてくれるギフトを遠慮せずに、両手を広げて受け取ることが大切だなと思いました。


4.潜在意識で信じていることが現実化する

ゴールデンウィークは友人の家に泊めさせてもらったお陰で、宿泊費はかかりませんでした。それもたまたま向こうが話した時に「予定もないし、家に来る?」と、向こうから切り出してくれたのです。(私からは泊めて欲しいとは口にしてないのに)


友人とその幼馴染と3人で


そんな風に、自分では意図せずに、宇宙の流れに「サレンダー」していたら、思わぬ形でたくさんの愛情や楽しいことがギフトとして届いたのです。


もちろん、その間にも感情のアップダウンがあって、プレッシャーに押しつぶされそうになる日があったり、ネガティブになってしまって何もせず終わってしまう日があったり、そういう葛藤はありました。

それでも、自分で日々何かしら前進するための行動は惜しみませんでした。

全てを他人に委ねてしまうのと、他力本願は違います。

自分でできることはしっかりやりつつ、自分の力の及ばない部分は余白として楽しむ。すると、必要な人が必要な時に手を差し伸べてくれる、そんなことが多かった月でした。

結果的に、当初の予定より2週間ほど遅れて失業給付が入金されたり、待っている間はしんどかったですけど、振り返ってみるといい塩梅で采配されていたんだなぁと思いました。ギリギリだからもがけた、ってのもあると思います。

そして学んだことは、自分の人生の創造主は自分であること。

何かを誰かのせいにしている限りは、誰かの意見を元に生きる、他人軸な人生になってしまいます。たとえ相手に意に反したことを言われたりされた場合でも、真に受けるのか、はたまた軽やかに交わすのかは自分で選択することができます。

それが仕事探しにせよ、パートナーシップにせよ、「相手に傷つけられた」なんて人のせいにしているうちは、幸せになるのは難しいかもしれません。なぜなら、他人の言動はコントロールできないからです。

「○○された」「〇〇言われた」

という事実があった時に、確かにそれ自体はいい気がするものではありませんが、被害者意識をやめ、その対象から距離を置いたり、なんらかの対処法を自分で選択することはできます。

たとえば、モラハラの男性がいたとして、その男性をパートナーに選んだのは自分です。ならば、その人と別れるという選択も自分自身の中にあり、それは選ぶことができるのです。

5月は、人との関係性を通じて、普段自分が出しているエネルギーや、思考のクセのようなものを鏡のように見せられた気がします。


5.おわりに

湘南で、海でただボーっとサーファーたちを眺めて過ごしたりしました。努力のエネルギーは、好きのエネルギーには勝てません。

人生もサーフィンも、大事なのは波を待って、その波が来たらちゃんと乗ること。

幸運が来ても気づかずにスルーしてしまわないように、普段から受け取る準備をしておきたいものです。そのためには、自分と向き合って、何が欲しいのかを知っておく必要があります。

そこを知らぬまま歩き出してしまうと、欲しくもないのに「みんなが持っているから」という理由だけで欲しいと感じてしまったものを手に入れようとしてしまいます。結果、それを手にしたところで満たされず、虚しささえ感じてしまうでしょう。

月末に2泊で名古屋に行った際の写真


GWに泊めてもらった友人とも、今回の記事に書いたような話をしていたのですが、思ったことをちゃんと相手に伝えることとか、自分の望んでいることを言語化することって大事だよねって。

彼女も両親や大切な人に、思っていたけど言いにくかったことをちゃんと言葉にしたら、拍子抜けするような反応で「もっと早く言えばよかった」なんて思ったそうです。

私も、海外で暮らしてたこともあり、昔よりはちゃんと思っていることや、ちょっとawkward(気まずい)なことも言えるようになりました。自分の望みを叶えるということは、望まないことを排除することでもありますからね。

移動が多かったのもあり、たくさんpodcastを聴いたり、YouTube動画を観たり、オーディオブックを聴いたりして、現実の捉え方みたいなものを学んだ1ヶ月でもありました。

結果、こうして振り返ると「その時は上手くいってないと思ってたけど、実は上手くいっている」んだなぁと思います。あまり興味がないのに惰性で応募した求人に受からなかったからこそ、こうしてnoteをゆっくり書く時間が持てていたり、たくさんの面接をこなすことで本当の理想が見えてきたり。

ネガティブにフォーカスするのは簡単だけど、そうじゃなくて今与えてもらっている自由だったり時間に感謝することを忘れちゃいけないなと。

目に見えないものを信じるのって怖いし、焦ったりネガティブに振り切ってしまいがちだけど、自分がまだ見えていないだけの選択肢が未来にはあるのかもしれないし。(私の1週間プリンセス体験のようにw)

焦ってしまっている自分も含めて、まるっと肯定してあげられたらと思います。

2023年6月4日
都内のビジネスホテルより

Mari

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