まずはこれだけ!CBDオイル初心者ガイド
CBDオイルを初めて使う方へ。
CBDオイルを3年間使用してきた看護師の筆者が、CBDオイルや選び方について、分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
CBDとは?
CBDは、大麻草から抽出された成分の一つであり、THCとは異なり精神的な影響を与えないとされています。
CBD製品は、リラックスをサポートする目的で多くの国で利用されており、日本でも一定の基準を満たした製品が販売されています。
「神農本草経」に登場する大麻草
大麻草は古くから薬草として注目されてきました。中国の古典「神農本草経」にも登場し、伝統的な薬草の一つとして分類されていました。
神農本草経の中で大麻草は、「上薬」に分類されています。
上薬は「生命を養う目的のもの」とされ、無害で長期間服用しても副作用がない」とされています。そして、身体を軽くし、元気を増進させ、老化を防ぎ、寿命を延ばす効果があるとされています。
漢方では、西洋薬のような作用が強力な薬は、「格の低い薬(下薬)」として分類されているのです。
上薬は、病気の治療というよりも、健康を維持し、生活の質を向上させるために使われていたと考えられています。
現代の予防医療の考え方に通じるところもあり、自然由来の安全性の高い薬物として、注目されています。
インドアーユルヴェーダでも
同じように、インドの伝統医学アーユルヴェーダでも大麻については長い歴史を持っています。
ここからは、期待される効果や選び方について説明していきますね。
CBDオイルの期待されるサポート効果
CBDオイルは、ストレスの緩和や睡眠の質向上をサポートする目的で利用されることが増えています。いくつかの研究では、リラックス感を促進する可能性が示唆されていますが、効果は個人によって異なります。
ストレスサポート: CBDが、日常生活のストレスや不安を軽減するサポートとなる可能性があると言われています。現代人の多くがストレスを抱える中、自然由来の方法として注目されています。
睡眠の質向上: CBDを使用することで、質の良い睡眠をサポートする可能性があります。ただし、睡眠に対する効果には個人差があり、すべての人に当てはまるわけではありません。
身体のケア: CBDが関節や筋肉のケアに役立つと感じる人もいますが、使用する製品や体質によって感じ方は異なります。
肌の健康: 肌荒れなどの肌トラブルの改善に役立つ可能性もあります。
CBDオイルの選び方
CBDオイルには、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレート、ヘンプシードオイルの4つの主な種類があります。どの製品を選べばいいか迷ってしまいますよね。
日本で合法的に購入できるCBD製品には、THCを含まないものが販売されています。
フルスペクトラム: 大麻草に含まれるすべての成分を含んでおり、成分同士が相乗効果を発揮すると言われています。より自然な形でCBDを取り入れたい方におすすめです。
ブロードスペクトラム: THCを除く他の成分を含んでいます。多くの成分を摂取したいが、THCは避けたい方におすすめです。
アイソレート: 純粋なCBDのみを含んでいます。CBDの初心者や、他の成分の影響を受けたくない方に適しています。
ヘンプシードオイル: CBDは含まれていませんが、オメガ3脂肪酸など栄養が豊富なオイルです。健康維持のためのサプリメントとして利用できます。
フルスペクトラムのCBDオイルは、日本では合法的に購入することはできません。日本の法律では、CBD製品はヘンプ(大麻草)の茎と種子のみから作られなければならず、THCの含有量は0.00%でなければいけないのです。
そのため、心配な方はアイソトレートから、効果を感じたい方はブロードスペクトラムがおすすめです。
実際に、私は初めからブロードスペクトラムを使用しましたが、
一度の使用でぐっすり眠れて、翌朝の目覚めの良さや体の軽さに驚き、今では生活に欠かせないものとなっています。
ちなみに、麻の種について、「体力や気力を高める。長期に服用すると健康を増進して、不老長寿の効果がある」と記載されています。
上薬であることもあり、適切に生活に取り入れれば、安心して続けられるのです。
CBDオイルの選び方のコツ
CBD含有量: まずは、製品のラベルや説明書にCBDの含有量がしっかり記載されているか確認しましょう。自分に合った量を見つけるためにも、大切なポイントです。
成分分析: 信頼できる第三者機関が成分分析をしている製品を選ぶと安心です。これで、不純物や有害物質が入っていないかを確かめることができます。
製造方法: CO2抽出などの安全な方法で作られた製品を選びましょう。この方法なら、有害な溶媒を使わずにCBDの品質を保つことができます。
口コミ: 他の人の口コミやレビューをチェックしてみてください。
CBDオイルの摂取方法
CBDオイルは舌下で摂取したり、飲み物に混ぜたりするなど、さまざまな使い方ができます。ただし、個々の体質によっては副作用が出る可能性があるため、使用量には注意が必要です。特に現在服用中の薬がある場合は、事前に医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
CBDオイルの注意点
副作用:疲労感や下痢などの副作用が出ることがあります。使用量を調節するか、もし体に合わないと感じたら、すぐに使用を中止して、専門家に相談してください。
薬との相互作用: 現在服用中の薬がある場合、CBDオイルとの相互作用に注意が必要です。特に処方薬を飲んでいる方は、事前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
妊娠中・授乳中: 妊娠中や授乳中の方は、CBDオイルの使用を避けましょう。胎児や赤ちゃんへの影響がまだ十分にわかっていないためです。
CBD濃度: CBDの濃度は製品によってさまざまです。初めて使う場合は、低濃度のものから始めてみて、体の反応を見ながら徐々に濃度を上げていくと良いでしょう。
まとめ
この記事ではCBD初心者に向けてまずはこれだけという内容に絞って解説しました。
CBDオイルは、個人差はありますが、多くの人の生活の質向上に役立つ可能性を秘めています。まずは、信頼できる製品を選び、自分の体に合った使用方法を見つけることが大切です。
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