あまり強くない学校のソフトテニス部のお話①~はじめに~

 先日、Xにて「子供の部活を見ていて思ったこと、気になったことをnoteに書いていこう」と考え、今回思い切って記憶の限り記していこうと思いました。

 私はまりもっとと申します。現在二人の子育てをしながら家族四人で暮らしています。その子供の中で上の子供が中学生になったとき、ソフトテニス部に入部したことから今回の話がスタートしていきます。

 中学入学当初、私は子供については小学校のクラブ活動で少しやっていたバスケットボールや習い事でずっと続けていた英語をそのまま部活としてやるのかなと漠然と考えていました。ただバスケットボール部の体験が自分の思っていたものと違ったみたいで振り出しに戻ることになりました。
 そんな中で入部届の締め切りが近づき、「結果として何やるの?」と子供に問うたところ、全く予測していない答えが返ってきました。

「ソフトテニス部に入りたい」

 寝耳に水とはこのようなことをいうのでしょうか?まさか子供が私のやっていた部活に入るという話。本人の前では私が高校途中までソフトテニス部所属だったというのを話した記憶はありません。
(後に配偶者氏からは『子供がソフトテニス部に入ると言ってからあなたの様子が明らかに変わった』と言われました)

 子供の中学は私の母校です、何十年の時を経て同じコートで子供が練習することになると想像できたでしょうか?確かに私自身どこかで舞い上がっていたのかもしれません。それと同時に中学時代の部活では3年生の時に色々あって最後の大会に出られなかったという苦い思い出がありました。高校でも途中で辞めてしまったため、どこかソフトテニスに対しての未練が残っていたのは確かです。親のエゴではありますが、子供には引退までソフトテニスというスポーツを楽しんでほしい、部活の皆と競い合って少しでも勝ってほしい、後輩ができたらしっかり面倒見てあげてほしい。ここから父親プラス「ソフトテニス大好きおじさん」としての日が始まりました。

 善は急げということで、早速スポーツ用品店にてラケットとシューズを購入、自分もとりあえず少しでも練習相手になれればと考えラケットとシューズを購入し、地域のテニスコートが借りられるように団体を設立して登録をかけることにしました。夏休みなんかに部活の友達連れて一緒に練習できればいいなという考えもありました。

 学校、部活、塾、習い事。今までにない慌ただしさで1学期の後半は子供が体調を崩したこともあり少し心配しましたが、無事夏休みの練習も乗り切り、部活最初の大きな大会である「新人戦」を迎えることになります。

 


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