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早漏はダメ?動物行動からみるピストン運動に隠された役割 文・鈴木まり

早漏はダメ?動物行動から見るピストン運動に隠された役割

この時期になると、皆さんからダイエットのご相談に併せて、「恋をしたい!」などと恋のご相談もちらほら目立ってきます。いかにも春らしくあり、私たち人間も動物なのだな、としみじみします。
さて、そんな中、今回は久々に「性のお悩み」について触れていきたいと思います。
時折女性から、とっても小さな声で、
「彼のが小さくて・・・」「彼早いんです・・・」
と、愚痴ではなく、「彼自身も気にかけているのではないか。
ならば解決してあげたい」といったニュアンスで男性器についてのご相談をいただくことがあります。
この様なお話があると私は、
「女性の身体に負担なくていいじゃないですか。膣もゆるくならないし、呼吸も浅くなる時間が短いってことですからね」
なんて答えるのですが、そうすると皆さん一瞬ハッとした顔をして、
「確かに。」と一瞬納得するのです。
そうなんです。
性行為は呼吸が浅くなるし、血圧も上がるし、体力の消耗という“コスト”がとってもかかる行動なのに、よりその“コスト“がかかった方が”良し“とされるって、よく考えてみると不思議ではありませんか?

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