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テング練と今年の4月
今年の4月は本当にキツかった。
この仕事を始めて実に19回目の4月。色々なことが起こることをある程度は予想していたものの、その予想をはるかに超えた。一番キツかったと言っても過言ではない。
それでも何とか乗り越えたこの4月を記録として残しておく。
テング練の出会い
4月の準備期ピークの3月上旬。Podcast「100miles 100times」の「テング練」なるテーマの過去回を聞いて、高尾山系にある「小仏城山の木彫りテング」を3回巡るコースを知った。いつもの如く急速に「テング練」にハマり、Podcastで語られるコースをインスタやら何やらで探し、全容を突き止めた!
「テング練」にハマる時間は、この時期唯一のリラックスタイムだった。
百聞は一見にしかず
そして第一回目の「私のテング練」は3/18に決行。「百聞は一見にしかず」と、言葉にすると平易なのだが、初めての「私のテング練」で最も刻まれた感覚だ。距離17-18kmで獲得標高1300m。4回登り、4回降る。
『日影の林道はマイペースで行こう』
『小仏峠↔︎小仏登山口は日影林道と比べると比較的楽だわ』
『小仏西までの下りのサーフェスて走りにくいなぁ』
『やっと2匹目のテング、、』
『大垂水峠の下りキツイぞ、、』
『え、何これ、レースよりキツイ、、』
『3匹目のテング!!!!』
『これを何ループもやるなんて、、、トモさんオバケ、、』
心の声はこんな経緯を辿った。そして、自分の足でやってみてわかった「テングの凄み」。やってみたから自分の言葉で言える「テングたれ」
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テング練と今年の4月
平日はおろか、週末さえ走ることもままならない4月、トラブル続きで気持ちが滅入りながらも、それでも自分には事態を収束させる責任がある。相棒に愚痴を連ねる日も多かったと思うし、それを受け止め、励ましてくれた相棒には感謝。もちろん仕事の同僚にも感謝。
そして、本来は何の関連性もない「テング練」が私の発散となり、カラダをクタクタにすることで脳みその凝りをほぐしてくれた。
テング練じゃない時も何度も唱えた「テングたれ」の言葉。この言葉は、逃げずに向き合うチカラとなった。そう、逃げなかった。だからキツイかったんだ。
4/29、2024年4月の仕事が終わった日、この日を迎えられた安堵に涙が止まらなかった。
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いま、わたしの中にある言葉
5月連休の休息期間は、少し遠出をして八ヶ岳へ。絶景の八ヶ岳や南アルプスが疲れを癒してくれた。
そして、宿泊先のサウナ後の外気浴で体内の細胞が一気に動き出す感覚を得た。それとともに自分の内側から、「止まるな、巡らせよ」という言葉が聞こえてきた。
止まるな、巡らせよ。
そして、これからも
「テングたれ!」
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