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つぶやき

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大つぶ、小つぶ、いろんなつぶやき
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#北海道

はじめておいしく飲めたコーヒーのこと

今夜はインディーズ焙煎士の絹張蝦夷丸(わたしはバリ君と呼んでいる)について書きます。 バリ君は現在、北海道の上川町にて、キヌバリコーヒーというコーヒースタンドを作っています。クラウドファンディングもしていて、店舗完成までもうあと少しというところ。 普段、家でも仕事先でもプライベートで行った喫茶店でもコーヒーをよく飲むわたしですが、バリ君と会うまでは、「浅煎りのコーヒーを飲む」という選択肢は、どんなシチュエーションでもありませんでした。 浅煎りのコーヒーは酸っぱく、なんと

やりたいと思っていることを一つずつ

この冬は「自分らしさ」と思っているものと 積極的に離れてみています。 優しくできない時でも人に気を遣い 場の空気を読んで笑ったりする そういう昔の習慣に 疲れてしまったと言えばその通りだ。 がんばろう、と思わなくていい なんなら無表情でもいい、と 開き直ったおかげで最近はかなり生きやすくなりました。 やりたいと思っているのにやっていなかったことを 冬の後半はぽつぽつと行動に移している。 雪山で遊んでそこでお昼ご飯を食べる という企画に息子をお誘いし 大きくはないけれど

ふとした瞬間

日が伸びてきた いい夕日だなと思って カメラを構えた 今日の夜は何を食べよう 魚が続いたから お肉でも焼こうかな 足元が冷えるなと思ったら 薪ストーブの火が消えそうだった 部屋の中にはまだ 西日のにおいが残る ふと何時かなと時計を見る ああやっぱり 日が伸びてきた

「わたし」をつくるもの

大根の頭が花を咲かせた。 窓辺に置いて霧吹きしていたら、いつのまにかこんなに成長していた。 命はすごいな つらいこと かなしいこと きびしいこと 生きていればいろんな感情に揺さぶられる。 心は挫けて、身体はバラバラになりそうになる。それでも命は、どんぶらこっこと前へ進む。自分のかまどにせっせと薪をくべ、“生”を燃やし続ける。 大自然の麓に暮らしていると、生きていることに涙が出るほど驚く日があります。ふと見上げた空の高さや青さに心洗われ、刈りたての芝生のにおいに遠足

生活のよろこび

なぜ今このタイミングで…… 脱水できなくなった我が家の洗濯機。タオルとオムツの山を、全手動脱水機(手)で絞りあげる。 そうこうしているうちに、窓から光がもれてきた。きっとこの光は毎日もれているんだろう。 こういう生活の喜びは見逃したくないなと思う金曜日の朝でした。 北海道も、もうすぐ春ね。