マガジンのカバー画像

つぶやき

58
大つぶ、小つぶ、いろんなつぶやき
運営しているクリエイター

#雑記

復活

この人生で何を成し遂げたか よりも、ずっと大切にしたいのは ずっと自分を大好きでいられること どんなにくじかれても どんなに自分をさげすんでしまっても 最後にはあたたかい言葉をかけてあげる それだけで人生は最強だ、と 3つ離れた妹が教えてくれました あなたが妹になってくれて お姉ちゃんは救われました 遠くの地平線をぼんやり眺めるような ふいに穏やかな時間が流れて 胸に浮かんだ「復活」という言葉が ハイボールの炭酸みたいに溶けていった

永遠のような一日

やっと深く息を吸えるようになった。 最近ため息ばかりで嫌になるな、とひとりごちると 「山ではいっぱい吐けって言ってるよ。そうしたらいっぱい吸えるから」 と、その場に一緒にいた義父が言いました。 ご存じの方には説明などいらないでしょうが 義父は十勝岳とスキーをこよなく愛する生粋の山男です。 そんな義父から言われたその言葉はかなり心に響き ため息がマイナスなものだと思っていた自分を すこし恥ずかしく思った。 いっぱい吐いたらその分吸える。 躊躇しないで、吐いて吐いて、吐き

はじめておいしく飲めたコーヒーのこと

今夜はインディーズ焙煎士の絹張蝦夷丸(わたしはバリ君と呼んでいる)について書きます。 バリ君は現在、北海道の上川町にて、キヌバリコーヒーというコーヒースタンドを作っています。クラウドファンディングもしていて、店舗完成までもうあと少しというところ。 普段、家でも仕事先でもプライベートで行った喫茶店でもコーヒーをよく飲むわたしですが、バリ君と会うまでは、「浅煎りのコーヒーを飲む」という選択肢は、どんなシチュエーションでもありませんでした。 浅煎りのコーヒーは酸っぱく、なんと

自分にとって大切な自由

ポッキーを食べながら そろそろ今日が終わる ことばを書くことは わたしにとっての 大切な自由 と思いながらもう一袋 ポッキーを開けようか悩む お昼に食べたサンドウィッチは 食べながら口からよだれがあふれちゃうほど おいしかった あんな体験は久しぶり 朝の味噌汁に入れた新発田(しばた)麩も ちゅるんとジューシーで おどろきを隠せないほど おいしかった また買っておこう 結局惰性でもう一袋 ポッキーを開けてしまった 今日は本屋にも行った ホームセンターとドラッグストア

パンと公園とオレンジジュース

久しぶりにパン屋さんでパンを買った。 「最近パン食べてないね」 「パンロスだね」 と、前の晩に夫と話しながら寝落ちたところへ、翌日友だち夫婦がはるばる遊びに来てくれた。車で10分ほどのところにあるハード系のパン屋さんにお連れし、目につくパンを(控えめに)かたっぱしから購入した。 ある食べ物を食べるとつい思い出される記憶が、人には1つか2つあるんじゃないかと思う。かくいうわたしはパンを食べていると、昔どこかで聞いた落語家の話を思い出す。 たしかこんな内容だった。 パン