30/10/14

画像1 若さというものにどのくらいの価値があるのか、わたしにはまだ解らない。若い女だと認識され、そのように扱われるのも余り得意ではない。でも、若いということはそれだけで価値があるから、やたらとちやほやされるんだろうと思う。わたしは美しいものに憧れる。それは自分にはないのに、そうであるだけで価値があることを知っているから。若さもそうなんだろう。ひとつ違うとすれば、美しさは手に入らなくても誰しも若さは手にしていたことか。彼らのわたしに対する羨望は、かつて手にしていて喪ったものに対する後悔と憧憬から来るのかもしれない。

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