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"美味しい"

美味しいって、突き詰めると「気持ちいい」なんじゃないか

・暑い時に飲む冷えた水
・寒い時に食べる熱々のシチュー
・刺激的な強炭酸
・汗が吹き出る激辛カレー

あたりの体験は味覚的というよりむしろ生理的快感に近いとか思った
ラーメン、ファストフード、嗜好品など、特に「気持ちよさ」を追求して作られている料理は多い気がする
今後は、美味しいものを食べて「気持ちいい」と言っても許してもらいたい

そもそも「おいしい」の語源は「上手」らしい
それで、上手(美味しい)だけでは評価されない世界では"気持ちよさ"が最重要なんじゃないかとか思った

音楽理論的には破綻してるけど「気持ちいい」音楽とか、
デッサン的には狂ってるけど「気持ちいい」構図の絵とかいくらでもある
グラインドコアのサウンドも、Pixarの作画も、村上春樹の独特の文体も
「気持ちよさ」を追求した結果なんじゃないかとか思った

すると今度は、そもそも「気持ちいい」とは何かを探求し始めるんだけど、
生物は「気持ちいい」に従って生きているところがあるので、
生物のえぐい本質と向き合う事になりそうで気が重い


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