雑談53■リアルタイムに起こる現実

情報の伝達速度が高速化して久しいが、近年特にそれを実感する出来事があった。

6月に起こったロシア国内でのプリゴジン氏によるモスクワへの進軍。当時ツイッターではリアルタイムに情報が発信されていた。(情報の真偽はともかくとして)

「いつ誰がどこで何をしました」と言った文字情報だけでなく、飛行機が今どんなルートで飛んでるかの画像データや現地の写真、映像なども次々とネット上に投稿されていった。

当事者でない自分はそれらを外野から、大変失礼な言い方になるけどお祭り騒ぎのように追いかけていた。と同時に、「こんな事細かく情報が分かるのか…」と驚いてもいた。

そして昨夜再びプリゴジン氏に関する情報が飛び交う事件が起こり、同じく情報を漁っていた。ちなみに、前回も今回も外国語の投稿を含めて追いかけていた。X(ツイッター)の自動翻訳機能とDeepL(翻訳ツール)には本当に助かってる。

よく「地球の反対側ではこんなことが起こってる!」と言われるが、何が起こってもあまり実感が得られなかった。しかし、こうしてリアルタイムに情報が飛び交い、直に得られるようになると、多少は実感出来るようになった。

昔あったアメリカの同時多発テロで飛行機が突っ込んだ事件、あれの2機目が突っ込むシーンはテレビの中継でリアルタイムに見た。当時「え、これは今の話? さっきのをもう一度見せてるんじゃなくて?」と思った覚えがある。あれもまさに強く実感した出来事だったと思う。

実際に体験したり(戦闘や事故は体験したくないけど)、中継でリアルタイムに見たりということは、強く実感するためにも重要なことだなと改めて思わされた。

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