雑談160■実感までの時間

紙の価格が上がっている、とはだいぶ前から聞いている。しかし、あまり実感が無かった。

ゲーム雑誌がいくつか大幅な値上げをしているのも知っている。それでもなぜか紙の価格高騰と繋がってなかったというか、「それでも、既にものすごい値上げをしてるだろう? まだ値上げするなんて!」と、更なる値上げには批判的だった。

そしてここ数日、雑誌の休刊のお知らせを相次いで見聞きした。そういえば数ヶ月前にもマンガ雑誌が休刊していたなと思い出した。そこでようやく「紙の価格高騰に耐え切れず終了しちゃったのか」と実感した。

あまりにも遅すぎる実感に、自分の学習の遅さを反省した。

白黒のページを作ったらコストダウン出来るんじゃないか? と言ったこともあるが、もはやそういう次元の問題では無いのかもしれない。

今や紙は貴重なものとなってしまったのかもしれない。これは大昔に逆行してるとも言える。

何度も話を聞いているからと言って、必ずその身に染みるとは限らない。良い話を一度聞いて奮い立つ人もいれば、何度聞いても他人事の人もいる。出来れば、前者でありたいものだ。


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