物語・観自在編 その2(「黄金の華の秘密102」)

人生の目的 (?)

父「こらっ、おまえは学生なんだから、ゲームばっかりしていないで、しっかり勉強しろ!」

息子「勉強してどうなるの?」

父「いい大学に入学できて、いい会社に就職できる!」

息子「それで?」

父「お金が沢山稼げるし、世間から尊敬もされる!」

息子「ふ~ん、人生の目的は、お金と世間体を良くすることなんだ?」

父「・・・・・・・・・・」

息子「で、お父さんの人生の目的は?」

父「お父さんは、もう年だからそんなもんは関係ない!」

息子「へ~、壮年になったら人生の目的は関係ないんだ?」

母「なに、バカなことを言ってるの!お父さんは年だから関係ないの!若いあなたとは違うのよ!。あなたは、はやく自分の目的を見つけないと駄目よ。そうじゃないと、人生台無しになっちゃうわよ!」

息子「できれば、ず~と親のスネをかじってボ~と生きて生きたいんだけどな~。」

母「バカな子ね、あなたがお父さんくらいの年齢になったときには私達はこの世にはいないわよ!そうなったらどうするの?人生の目的もなしに生きていけると思っているの?」

息子「そのとき僕がいまのお父さんくらいの年齢なら、人生の目的はもう関係ないんでしょう?ーーーお父さんが、さっき言っていたよ。」「お父さんの今までの人生は台無しだったの? 人生の目的がなければ生きていけないのならば、お父さんはもうすぐ死ぬの?」

父・母「・・・・・・・・・・(><)」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?