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ホルヘ・カンポス(メキシコ)

こんにちは、べるぐです。勝手に好きな選手についてアップしています。年齢的に、好きな選手は90年代~00年代の選手が多いのですが、今の選手はもちろん、エピソードなどを伝え聞いて現役のころのプレーを見てみたかったな~と思う選手も紹介したいと思います。

今日紹介したいと思うのは元メキシコ代表の名ゴールキーパー(GK)です。


選手紹介

ホルヘ・カンポス(Jorge Campos Navarrete)

メキシコ代表として歴代5位(2020年現在)となる130試合の出場経験を持つGK。現代のGKといえば、180cm後半~190cm代が大半、というかそれくらいある事が大前提といわれる中で、175cm(しかも自称)と当時としてもかなり小柄なGKだった。しかし持ち前の反射神経と跳躍力、守備範囲の広さでメキシコのゴール前に君臨した名手。その身体能力から、メキシコ時代はFWとしてもプレーし、シーズンチーム最多得点を記録したこともある。

詳細:ウィキペディア

選手の印象

初めて彼のプレーを見たのは、94年W杯でした。小さいながらもサッカーに興味を持った僕でしたが、当時の国外の勢力図やスター選手なんてほとんど知りませんでした(キャプテン翼を読んで、ブラジルが強い!くらいのもんです)。

そんなべるぐ少年、眠い目をこすりながら初めて見たW杯で最初に注目したのは、メキシコのゴール前に立つ派手な人。

写真:サッカーダイジェストweb

↑のリンクの写真を見ていただくとわかるのですが、とにかく派手で目立つんです。GKの位置にいるのに、凄く目を引くんです。

なんですが、いざプレーを見てみると、それもまた派手。勢いの良い飛び出しや飛んでもない反射神経で、止める止める…。

ハイライト

この大会でのメキシコ代表はベスト16でブルガリアに敗退してしまいましたが、この時のPK戦が特に印象に残っています。この試合のスコアは1-1、PK戦は3-1で、カンポスはPKを1本しか止めることができませんでした。

しかし、受けた4本のうち4本ともすべてコースを読み、あと数センチの差で止められないものばかり。その数センチのコースをしっかり決めたブルガリアの選手たちが素晴らしいのですが、カンポスの身長が普通のGK並みだったら…、と思わずにはいられないPK戦でした。当時、JリーグなどでもPK戦は何度ましたが、これほどに固唾を飲んで見守る印象に残るPK戦は初めてでした。その記憶とともに、カンポスの事はとても印象に残る選手となっています。

ちなみに、この記事を書きながらこの試合の情報を見ていて初めて知ったのですが、このPK戦、ブルガリアの英雄ストイチコフは蹴っていないのですね。チームのエースでしたから、おそらく一番重圧のかかる5人目のキッカーだったのでしょう。

試合情報:ウィキペディア(英語)


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