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【洗えるシルク】ウォッシャブルシルクスカーフのお手入れについて

皆様、こんにちは。
伝統横濱スカーフMarcaオンラインストアです。

もうすぐ夏がやってきますね!
汚れが気になるこの季節、シルクのスカーフは中々お手入れができず、困っている人も多いかと思います。
そこで今回は専門店ならではの視点でシルクスカーフのお手入れ方法についてご紹介します!

是非参考にしてみてくださいね!


シルクのスカーフって洗えるの?

結論から申し上げますと、『弊社のシルクスカーフはウォッシャブルタイプ以外、ご自宅で洗濯できません。
そもそも、天然繊維のであるシルク(絹糸)は洗ってしまうと生地に大きなダメージを与えることになってしまいますので、弊社ではおすすめしておりません。
唯一、ウォッシャブルタイプのスカーフのみ、手洗いにて洗って頂くことができます。

シルクは何故洗えないの?

洗おうと思えば洗濯機で洗えないわけではありません。
どんな布の製品もそうですが、ここで言う『洗えない』とは『洗ってしまうと次に使えなくなるぐらい傷んでしまう、永く使うことができなくなる』という意味です。

シルクの主成分は動物性蛋白質です。
動物性蛋白質とは人でいう髪の毛や皮膚を構成している素材のようなものと考えて頂くと分かりやすいかと思います。
洗剤で手が荒れてしまったり、紫外線で日焼けしてしまったり、乾燥によって髪が傷んでしまったりすることがあるのと同じような要因で傷んでしまうということですね。

ウォッシャブルシルクスカーフとは?

ウォッシャブルタイプのスカーフは絹の生地を洗えるように加工を施したタイプのスカーフです。
とは言え、家庭用洗濯機で洗えるわけではございません
シルクは水や湿気、高温、摩擦に弱く、それらを細かく調整することが難しい家庭用の洗濯機では、生地を傷めてしまいます。
ご家庭でお洗濯する場合は手洗いで優しく洗うことをおすすめしております。

ウォッシャブルシルクスカーフの洗い方は?

ウォッシャブルタイプのシルクスカーフやストールをお洗濯する際にはいくつかの注意が必要です。
先ずは必ずタグに書かれている内容を確認するようにしましょう。
タグには洗濯表示が書かれているので、失くさないように保管をしておくとお洗濯の時に役立ちます。

  1. 「洗い」について
    シルクのスカーフやストールを洗濯する際には必ず中性洗剤を使い、人肌程度のぬるま湯で繊維を傷めないように軽く手洗いで行ってください。
    塩素系洗剤アルカリ性洗剤の使用や洗濯機を使用しての洗濯はシルクの生地を傷めてしまいますので、注意が必要です。

2.  「すすぎ」について
洗い終わった後は洗剤が残らないように十分すすいで洗剤を落としてください。
洗剤が残っていると、後々生地を傷める原因になってしまいます。

3. 「乾燥」について
乾かす時には絞ったりせず、乾いたタオルを当てて水気をとり、風通しの良い所で陰干しをしてください。
※直射日光が当たると生地を傷めてしまったり、変色の恐れがあります。

4. 「アイロン」がけについて
アイロンを中程度の温度でスチーム状態にして、スカーフの裏側から横に流すようにかけます。
出来ればスカーフの裏にあて布をするとよいでしょう。
また、手巻きの縁をつぶさないように気を付けてください。ふっくらとしたその縁をつぶさないように、アイロンは縁の手前で止めます。
スカーフの真ん中の十字の折り線は、軽く残っていると結びやすいです。

ウォッシャブルタイプ以外のお洗濯は?

ウォッシャブルタイプ以外のスカーフ、ストールは専門のクリーニングに出して頂くことをおすすめしています。
汚れ等が付着した場合は、なるべく早くクリーニングに出すようにしましょう。
クリーニングに出す際には「縁をつぶさないようにしてください」とクリーニング店で伝えて頂くと、縁の形を保つことが出来ます。

着用後の保管はどうすればいいの?

スカーフを取り外したら直ぐには収納せずにハンガーや椅子などにかけて、一晩風通しの良い、光の当たらない場所で半日ほど吊るして湿気を飛ばします。
翌日、光が当たらない箱やタンスなどの場所で出来るだけゆったりと収納し、保管しましょう。
光が当たり続けると、色褪せや変色をする恐れがあります。

保管するときは、Marcaのたとう紙に畳んでしまっておくことをおすすめしております。
また、ハンガーにかけた状態でしまっておくこともおすすめです。
その際は、静電気などでついてしまう埃を、定期的に洋服用のブラシなどで軽く払っておくといいでしょう。


さて、いかがだったでしょうか。
シルクのスカーフやストールは扱いが難しいと思われるかもしれません。
ですが、日々のちょっとした工夫次第で末永くご愛顧頂けるアイテムでもあります。

皆様の大切な1枚をいつまでも楽しめる一助として、この記事がご参考になれば幸いです。

洗えるシルクスカーフはこちら!


伝統横濱スカーフMarcaオンラインストアはこちらからご覧いただけます!


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