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映画「きみの色」劇中の楽器、音楽機材について(ふわっと)★★追記あり版 Ver1.5
映画「きみの色」は2024年8月30日公開のオリジナルアニメーション映画です。監督は山田尚子さん。とってもすきです。
劇中では登場人物の日暮トツ子(ひぐらし とつこ、登津子※小説より)、作永きみ(さくなが きみ)、影平ルイ(かげひら るい)の3人がバンドを組んで演奏しています。彼女、彼らが使用している楽器が気になって調べた、ふわっとしたメモです。
見間違い、勘違いなどがあると思います、、、エンドロールに機材関係の協力会社が出てると思うのですが、スクロールが早くて字も小さく確認できてません! おれ、、この円盤がでたら、何回も見るんだ、、、
★印でいくつか追記しました (Ver1.1 2024-09-22)
★ラジカセのモデルを変更。実物を入手しました (Ver1.2 2024-09-27)
★少し追記 (Ver1.3 2024-10-11)
★時々コソッと追記訂正してます
作永きみ(ボーカル、ギター、作曲、作詞)
使用ギター
メーカー Rickenbacker(リッケンバッカー)
モデル 不明
★追記 モデルは360V64 Jetglo らしいです。
きみが使用するギターは、きみの兄、志郎(祖母の紫乃はしろくんと呼んでいる)から譲り受けた、リッケンバッカーというメーカーのギター。
★追記↓ 販売済み。中古商品のページなのでそのうち消えるかも、、
★追記 もぐさんにコメントで推定されるモデルを教えていただきました。ありがとうございます!たしかにこれですね!
きみの使用ギターは、ボディのバインディングやテールピースの形状から、2000年代より前の「Rickenbacker 360v64」と思われます…!12弦モデルの6弦モデル版です
360V64モデルはメイプルボディ、メイプルネック、トライアングルインレイのローズウッド指板、トースタートップピックアップ、ダブルバインディング等を採用した1964年の仕様を再現したモデルです。入荷した個体は1996年製、(略)
★追記 下記はモデルが不明だったときに書いたものです!!!
リッケンバッカーは初期のビートルズが使っていたことで有名なギターだと思います。作画参考用にと音楽プロデューサー中村伸一さんが実際に中古の個体を購入したとのことです。30年前くらい前のもののようで、かなり珍しいモデルのようです。書籍「きみの色 アニメーションガイド tri-angle」と雑誌「Newtype 2024年10月号」に実物のギターの写真があります。
ちなみに、劇中のギターの音もこのギターで実際に弾いた音を使っているとのことです。
現在、リッケンバッカーのホロウボディ(ギター本体が空洞)のモデルはModel 330 JetgloとModel 360 Jetgloの2機種ありますが、見たところ劇中のモデルはどちらでもなさそうです。
劇中のギターは、フレットマーカーが特徴的なトライアングルというデザインのため一見すると360のように見えます。ですが、ボディのカッタウェイは330のようにとがっています。360のフレットボードと330のボディが合体したようなギターです。
また、テイルピース(右手側の弦を止める金属の部品)のデザインが通常と異なります。通常は大きなRのマークがデザインされていますが、劇中の個体は凹状のデザインです。1995年~1998年ごろに生産されたリッケンバッカーのModel 360/12(12弦ギター)のテイルピースのようにも見えます。
3種類のモデルが合体したようなデザインですがとってもかっこいいと思います!
ギターアンプ(練習用)
メーカー Orange Amps
モデル Orange CrushMini
きみが練習用に持ち運びして使っている小型アンプ。特徴的な色と外観で判断できますが、これも書籍「きみの色 アニメーションガイド tri-angle」と雑誌「Newtype 2024年10月号」に実物の写真があります。
また、劇中では映っていないかもしれませんが、アニメーションガイドでは設定作画にて裏面も描かれており、Orangeのロゴが描きこまれていました。
★追記 また映画を見て確認しましたが、正面にOrangeのロゴが描かれてました。裏側も映っている場面がありました。エンドロールでの協力会社のクレジットにOrangeと黒沢楽器がありました。現在、黒沢楽器がOrangeの代理店です。
ていうか買いました、、
my new gear!きみの色 きみがバンド練習で使ってるギターアンプorange mini買った…このサイズでかなりいい音 すごい ルイのオーディオIFはsteinberg UR22mkⅡかな…旧UR22かも 僕もあるよ!わほー pic.twitter.com/MdzFCiXnsY
— まー (@k9a1t) September 8, 2024
ギターアンプ(ライブ用)
メーカー Fender
モデル '65 Twin Reverb
Twin Reverbはレンタル音楽スタジオなどにもよく置いてあるモデルです。これがなければRolandのJC-120があるかと、、。コンボアンプの代表的なモデルです。
★追記 v1.3 クレジットの協力会社にフェンダージャパンがある事を確認しました
ギターを接続するるインプットジャックが左側のNormal1と2、中央のVivrato1と2の、合計4か所があります。劇中ではNormalの2にギターのシールドケーブルを接続していました。インプット1は2よりも6db大きいゲインがある仕様です。1に挿すとかなりバカでかい音かつ高音がキンキンした音になると思いますので、2に挿すのは本当っぽくてよいなと思いました。
なにいってだこいつ、、
しかしながら、リバーブがかかるVivrato側のインプットにギターを挿すことが多いようにも思いますが、Normalに挿しているのが面白いです。
曲を聴くと「水金地火木土天アーメン」はギターにディレイをかけて空間系エフェクトは入れてるみたいですが、「反省文」などはリバーブなど使ってないのかもしれない、、むしろそれがしろねこ堂のロックだ、、、!などとインプットひとつでエモエモしたのでした、、、
あと、「あるく」でギターをアンプのスピーカーに近づけてフィードバックノイズ(ハウリング)を意図的に発生させる場面がありますが、ギター奏者の永井聖一さんが実際にやってギターの構え方などのモデルなったようです。
ギターアンプ(未使用)
メーカー ヤマハ株式会社 (YAMAHA)
モデル THR10 ※生産終了品 またはTHR5?(現行品)
3人がバンド練習をしている旧教会の壁際に置いていた、、、のが見えた、、ような、、、ルイが集めた楽器や機材をまとめて置いているところに、薄暗いのですが置いていたようにみえます、、ちがったらごめ、、
★追記 クリスマスの旧教会で、ろうそくを立てていくあたりでこのアンプがあることを確認しました、、たぶん、、アコーディオンらしきものと一緒に置かれています。
ギター用マルチエフェクター
メーカー 株式会社ズーム(ZOOM CORPORATION)
モデル MS-50G ※生産終了品
きみが練習とライブで使っているモデルと思われます。たぶん、、
★追記 エンドロールのクレジットにて協力会社にZOOMがあることを確認しました。
劇中の作画ではロゴやモデル名がみあたりませんが、形状と灰色っぽい色からMS-50Gがモデルかと思いました。実物は銀色(シルバー)です。知人2人がこれを持っていて、私も限定カラーの金色(ゴールド)のモデルを持っておりピンときました。と、ここまで言って違ったらまじはずい!!
ちなみに、ライブで使っているフェンダーのアンプ自体は歪まないので、「反省文」のギャーンっていう音はエフェクターで作っていると思います。あの音はオーバードライブよりはディストーションに近いかなと。
あのギターは正直、歪ませすぎな音作りと思いますが、それがいい!ギターはじめたころって音作りなんてわかんなくて、とにかくギャーンって歪ませすぎ気味、、わたしがそうだったので、すごくわかる、、、てか上手い友達に歪ませすぎや!て言われてはじめて気が付いた、、、そんなもんだよ、、
牛尾憲輔さんのインタビューだとそういうことを狙ったわけでもなさそうですが、それでも初心者のやりがちな感じが出ていい、、と思いました!
え、なにこの上から目線、、ごめ、、私はゴミ、、、
実際のギター奏者、永井聖一さんのインタビューでは「(水金地火木土天アーメンについて)ちょっとコーラスとフランジャーがかかっていて」とのことですが、このエフェクターを実際に使ったのかなぁ、、、と思いました。
ギターの弦
メーカー D’Addario(ダダリオ)
モデル 不明 EXL120 XL Nickel Round Wound Super Light?
きみがギターの弦を交換する場面がありますが、ダダリオの弦のパッケージの特徴で「XL」というマークがあります。パッケージが紫色でしたが同等のパッケージデザインが見当たらず不明です。
紫は2種類あって、濃い紫だと1弦が0.009(インチ。弦の太さ)のセットで、薄い紫だと1弦が0.011のセットです。
濃い紫に見えたのでたぶん0.009かと、、標準的にはエレキギターの1弦は0.010が多いと思ってます。で、だとしたら細目の弦を張ってるのかな、、と。弦が細いと押さえさすく、初心者には演奏しやすいことからも選んでる可能性があるかなと。私もギターによっては9を張ってます、、
★追記V1.3 弦交換のとき、ギターのテールピースがちょっと動いててかなり細かい作画ですごいってなりました たぶん、、
ニュートンのゆりかご(バランスボール)
楽器ではないですが、きみがメトロノーム代わりに使っていた振り子の装置です。これ、なんという名前なのか知らなかったのですが、きみの色の小説ではニュートンのゆりかごと書いていました。なんとなく形がちかいのはこちらかな、、
日暮トツ子(ボーカル/コーラス、キーボード、シンセサイザー、作曲、作詞)
キーボード(寮での作曲)
メーカー カシオ計算機株式会社 (CASIO)
モデル Casiotone ミニキーボード SA-46 ※生産終了品
ルイが電気製品のリサイクルショップ(小説より)で買った緑色の電子キーボード。寮での練習用にトツ子に貸し出したもの。トツ子はこのキーボードで「水金地火木土天アーメン」の作曲をしています。
★追記 作画ではロゴを「CACIO」と描いていたように見えます。
★追記 V1.3 ロゴはCASIOと表記しているのが2カット、CACIOと表記しているのが1カットあったように見えます 島から帰る船中です。
キーボード(ライブでの演奏)
メーカー ローランド株式会社 (Roland)
モデル GO:PIANO88 | Entry Keyboard (GO-88P)
これは劇中でどーんとモデル名が映っています。MIDIのIN/OUTとかないシンプルなモデルだなーっと思ってたらBluetoothがある、、、未来ずら、、
パッドコントローラー
メーカー / ブランド inMusic Brands Inc / AKAI professional
モデル LPD8 II
GO:PIANO88の上に置いている機器です。たぶん。ドラムの音が鳴ります。つまみがあって、ルイがトツ子につまみを回すような指示をしている場面があります。
★追記 ライブでの「水金地火木土天アーメン」演奏で、サビの後半でトツ子がノブ(つまみ)を回している描写があります。シュワーっというシンセサイザーのような音がフェードインしてくるのですが、その操作を行っていると思われます。本機にあの音が入っているか不明ですが、、ルイのPCにUSB接続してPC側の音源をコントロールしてるのかなぁ、、、とか
そのほか、旧教会では足踏みオルガンも弾いていたと思います、、ちがったっけ、、
★追記 再確認しました
旧教会では、YAMAHAのロゴが入った足踏み式オルガンがあります。鍵盤がはげたりしてだいぶ年季が入っています。
物語の前半はルイがオルガンやGO:PIANO88を弾いて、トツ子はカシオのキーボードを弾いていました。ルイが後述のDX100を入手してから、トツ子はGO:PIANO88を弾くようになっています。
ライブでもオルガンが使われていますが、だいぶ綺麗にみえるので、これは学校にあるものではないかと妄想します、、、
影平ルイ(テルミン、シンセサイザー、DTM、作曲、編曲)
テルミン
メーカー moog
モデル Etherwave Theremin
この映画のもう1つの主役といってよいのでは、、、実物はきいたことがありません! 奏者はGrégoire Blanc (グレゴワール・ブラン)さん とてもすばらしい音色だと思いました!
テルミンのアンプ
メーカー moog
モデル TB-15 Theremin Amplifier for Etherwave ※生産終了?
「きみの色 アニメーションガイド tri-angle」に設定作画があり、めちゃくちゃ小さく字が書いてるのをなんとか読み取って確認しました、、テルミン用のアンプがあったのか、、
テルミンとアンプを接続するケーブル★訂正
メーカー カナレ電気株式会社
モデル CANARE G05 BLK
JAN 4537227000156
シールドケーブルとプラグまで設定作画があった、、すご、、(震え声ケーブルはCANARE製と思いますが、島村楽器がプラグをつけた状態で販売している製品、、、のように思われます ちがったらすみません!
追記V1.5 訂正です。以前プラグがどうとか書きましたが、プラグ込みのケーブル丸ごとカナレ電気の製品でした!申し訳ございません!実物のパッケージを見て、会社名を確認しました。
音楽制作ソフト(DTM/DAW)
メーカー Steinberg
ソフトウェア Cubase 11以上(12?)
ルイがパソコンで使っている音楽制作ソフトです。画面のデザインからCubaseと思われます、、、
きみの色 しろねこ堂 水金地火木土天アーメン コード進行確認用 とてもすき… pic.twitter.com/HTt8hgwy5j
— まー (@k9a1t) September 17, 2024
と思っていたら、マイクの録音確認をしている画面でSteinbergのロゴが映っていたと思いますので、Cubaseであってるかと
きみの色 ルイがマイク録音のオーディオ入力レべルを確認してるCubaseのメーターが横方向で、これなんなの、、て調べた SuperViewerてやつなのかな、、Insert→Analyzeにある ぜんぜん使ったことなくて知らなかった、、 pic.twitter.com/VDW5H76lIf
— まー (@k9a1t) September 19, 2024
入力レベルをメーターで表示しているSuperViewerという機能はCubase 11からの新機能なので、バージョン11以上かと思います。制作時期的に12あたりかなぁ、、
てか40周年でめちゃセールやってる!アプデするかぁ、、
★追記 ルイが使っているCubaseのバージョンを再確認しました。Cubase画面左上のアイコンの色が青(紺色)だったのでCubase 12と思いました。11だとアイコンが白なので。なお最新は13(2023年11月発売)です、、
オーディオインターフェース
メーカー Steinberg
モデル UR22mkⅡ(UR22)
パソコンに接続している機器で、マイクや楽器を入力します。初代のUR22かもです。
★追記 公式Xの画像でmkⅡらしき表示を確認しましたのでのUR22mkⅡと思います
私達は何度でも歩き直すことができるのです
— 『きみの色』公式 (@kiminoiro_movie) September 25, 2024
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僕達は今、好きと秘密を共有してるんだ
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ぜひみなさんの
好きなセリフを教えてください💌
映画のセリフや見どころは#きみの色ストーリー をチェック👀✨ pic.twitter.com/ndhyqgA2mF
ノートパソコン
メーカー Lenovo
モデル ThinkPad
たぶん、、、赤いトラックポイントがあったので。詳しいモデルまでは不明
シンセサイザー(キーボード)
メーカー ヤマハ株式会社
モデル DX100
ルイが路上にあったソファーやマイクとともに入手した楽器。伝説のシンセサイザーDX7シリーズの後継、派生機種です。緑色のボタンが特徴のDXシリーズ。トツ子によるとルイは緑色、ってことでこのへんも縁があるのかなぁ、、と。
小説では奥の家屋を尋ねてきちんと許可をもらってから譲り受けている描写があります。練習やライブで使用しています。
謎の箱
練習、ライブで半透明の収納ボックスに、ルイ自作とおもわれる基盤やツマミをつけた装置・箱があります。がこれが何なのか、わたし気になります!パワーアンプかなぁ、、そうだ!rui-boxと呼びます!(勝手に
★追記 旧教会の練習時、ほとんど見切れていますが画面右端に、大きなスピーカーが2つあったように見えます、、、(もはや幻視) きみの後ろに位置しているようなかんじです。昔のでっかいJBLとかのスピーカーのようなものかと思われます。
謎の箱(rui-box)はパワーアンプで、主にシンセ、キーボード、PCからのオーディオ出力をライン接続して、これらの音をでっかいスピーカーに出力しているのでは、、などと想像しました(虚言)
★追記V1.3 2回目の旧教会の場面、バンド練習をしている場面で、きみの後ろ姿の後方(画面では手前)にはっきり2台の大きなモニタースピーカーが描かれている事を確認しました。その後のバンド練習シーンはスピーカーが一部しか映っていなく気がつきにくいと思います。
赤いラジカセのモデル(★★追記・変更)
ブランド/メーカー SANSUI(サンスイ)/ 株式会社ドウシシャ
モデル SCR-B2(RD)
★追記2 メーカーとモデルについて、ただいま確認中です(2024-09-23)
★★追記3 ラジカセのモデルを上記の通りに変更しました。
★こっそり追記V1.4 作画で型番をSCR-B2と書いていたように見えます 映画館のかなり前の席で目視しました
モデルと思われるラジカセの実物を入手しました。その写真です。
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★追記 ラジカセ(テレコ)の外観↓ 映画館の広告、ポスターです。
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このラジカセ、作画では「ANYO」と書いたロゴがあるため、モデルはSANYOのラジカセと推測しましたが、外観の特徴からSANSUI SCR-B2(RD)がモデルではないかと思います。2017年発売の製品です。製品ページのPDFカタログに「80'sテイストデザイン」と見出しがあるように、1980年代のラジカセを思わせるデザインをねらったようです。
当初推測したSANYOのラジカセU4シリーズをリスペクトしてデザインしたのではないかと思います。
てかSANSUI?!と思いました。いにしえのオーディオファンならご存知のあのメーカー。うちも古いサンスイのアンプがあります、、、
ぎゃー!かみまみた!
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※下記はラジカセのモデルがわかる前に書いた内容です。三洋電機株式会社(SANYO)のU4シリーズと思って書いたものです。
旧教会でラジオを聴いたり、最後の録音の場面でルイが使っている赤いラジカセです。「おしゃれなテレコ U4」というキャッチコピーで1980年代のご家庭に広く普及したモデルのようです。てかラジカセってみんな知ってる?ねぇ、、、VHSですら忘れられてそうなこの時代に、、ねぇ、、、βMAXて知って(
劇中のラジカセには「ANYO」とロゴがありますが、まぁ、そういうことでお察しくださいということと思います。U4シリーズはかなりたくさんのモデルがあり、公式なアーカイブも見当たらずそのものの個体を探すのは困難です!
まとめ
きみの色、なんだろ、、もってる機材や知ってる機材が出てて、勝手に親近感がある補正もかかってるかもですが、とってもすきな映画です。
内容もキャラとてもすきです
きみの歌声がとってもすきです
てか明日!今日?山田尚子監督の舞台挨拶付き上映いくます!たのしみ!!!
以上、お読みくださりありがとうございました
ご指摘など何なりとお申し付けくださいませ、、