第2話 じゃ、自分たちで出版社をやってみるか?
(個人史)自主制作本との出会い
「あらゆる人が出版社」というのはマーシャル・マクルーハンの名言だけれど、インターネットの出現で、その言葉が具現化したことは言うまでもありません。しかし、本当に「あらゆる人が出版社」になれるのでしょうか? あと、マクルーハンの名言をたくさん伝え聞いているけれど、実はマクルーハンなんて1冊も読んだこともないんですよ、ハイ。
ま、本を作るのって、巨大な出版社じゃなくてもできるんだ、と自分が思ったのは、いつのころだったか? 「USやUKのファン