射手座の星座石

12/15 1時17分に月は射手座で新月を迎えます。
射手座の星座石はアメシスト。

全知全能の神ゼウス、幸運と拡大を司る木星を守護に持つ射手座は哲学と冒険を表す星座です。

射手座の物語

射手座の神話はギリシャ神話の半人半馬のケンタウルス族のケイローン(キロン)に由来すると言われています。

キロンは時の神クロノスを父に持ち、医学や哲学、音楽、占星術や武術をおさめたたいへん学術に長けた存在でした。他の神や神の子たちも、彼の元に教えを乞うほどだったと伝えられています。

なぜそんなに尊敬され、愛されてきたケイローンが星座になることになったのか…

勇者ヘラクレスと他のケケンタウルスたちがお酒を飲み交わしている間に乱闘になってしまい、ヘラクレスは相手を追い詰めたと思い弓を射ります。

それはなんと、ヘラクレスの師であるケイローンの膝を射抜いてしまいます。しかもその矢尻にはヒドラ(海蛇座)の猛毒が塗られていたためケイローンはひどく苦しむことになります。

悲しいことにキロンは不死の神です。この辛さから解放されるべく、大神ゼウスに願い不死の力を取り上げてくれるように懇願します。

この神話によって、ケイローンはゼウスの加護を受けて天に昇り星座になりました。

これにより射手座の星座石はゼウスの慈悲が授けられたアメシストをメインに、第六感や冷静さ、真実の愛を守る力を与えてくれると信じられています。

アメシストの宝石としての魅力

アメシストはこのように神話と木星の加護を受けた宝石。
人生や自惚れからの酔いを醒し、持ち主の第六感を研ぎ澄ませます。
真実の愛を守り抜く石としても人気のある宝石です。

ラベンダー、深い葡萄酒色、より深くほとんど不透明な紫など、色の幅にはとても選択肢がある古来より愛されてきた宝石です。

先述したとおり持ち主に

・過剰な人生への酔いをさます
・アメシストの盃で酒を飲むと酔わない
・第六感を高めインスピレーションを授ける
・真実の愛を守り抜く

といった素敵な伝説がある宝石です。

元々は水晶でして、地中で天然の放射線をゆっくりと浴びることで紫色に染まったミステリアスな宝石です。
産出量は安定していてお値段もお値頃なものが多いため、カットがユニークなものも多くてに入りやすい宝石です。
素敵なルースを見つけられましたらお求めになられることをお勧めします♪
宝石言葉は「真実の愛・誠実」
射手座生まれの皆様、お誕生日おめでとうございます！

幸福の青い鳥はすでにあなたの家のドアで待っています。
「射手座が導く新たな冒険」へ、是非一歩踏み出してみてください。

皆様の新しいこの季節は変化と決断の連続と言われています。
いままで持っていた人間関係、恋人、居場所を飛び立つ時かと思うこともあるかもしれません。
アメシストの冷静な判断力、そして「自由と冒険」をキーワードに、少しだけ取り入れてもいいですね。

皆様の新しい日々が、希望と幸福に満ち溢れたものとなりますように。

心よりお祈りしております。

MaPRE ねね

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