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音響マジェスペクターの布教

おんきょう!部 突然の始動

初めまして、ゲームではAlfardと名乗っている者です。
うーむ、実に固い挨拶だ。
もう崩していきます!
緩く行きましょう!!!

第7回真佐杯

自分は【音響マジェスペクター】というデッキで出場し、3位という結果で終わりました。
そのデッキはこちらですヾ(⌒(ノ'ω')ノ

もっとシンプルな構成にできますが、自分の遊びたい血が騒いでしまい謎のカードもあります
尚、この構築はNoRichesというレギュレーションの元で構築しております。
また、参加している大会はこのレギュレーションを採用されています。
解説すると長くなってしまうので、別の機会に。

因みに第5回は【音響SRマジェスペクター】で同じく3位。
NRJP(ほぼ毎日行われているNRの大会)では【音響マジェスペクター】で2回、【音響SRマジェスペクター】で2回優勝してたりします。

これからデッキの解説をしていきたいと思いますが、自分はどうやら短く纏めるのが苦手なようです。
かなり長くなってしまいましたが、緩く行きましょう!

音響マジェスペクターとはなんぞや?

「音響戦士」と「マジェスペクター」を合わせたデッキです。
既にアーキタイプとして存在しているFastMagic(SRマジェスペクター)というデッキがありますが、これの派生と思ってもらって大丈夫です。

妨害なさそう?じゃあΖ!メテオバースト!涅槃!ド━(゚Д゚)━ ン !!!
妨害ある?じゃあマジェの耐性と除去でじっくり堅実に!
そんなデッキです。
メイン2テーマを軽く解説しますね。

「音響戦士(サウンドウォリアー)」

モンスターは機械族・風属性モンスターで統一されており、テーマ内カードの種族・属性・レベルを変更でき、更にPモンスターも内包する少数精鋭欲張りテーマです。
P召喚以外での展開能力を持つため、Pテーマの展開補助として有能です。
可能性の塊。

「マジェスペクター」

モンスターは魔法使い族・風属性で全てペンデュラム、そして相手の効果で破壊されず相手の効果の対象にならない共通効果を持つテーマです。
モンスターはそれぞれ召喚・特殊召喚時にサーチ(またはセット)する効果を持ちます。
強力な耐性の代償としてP効果がありません。
極端な割り振りです。
魔法・罠では魔法使い族・風属性モンスターをリリースコストとして要求するカードがメインです。

このデッキは何が強み?どういう動きをするの?

相手のデッキタイプによってそれぞれの強みを活かした戦いができるのが強みです。
「音響戦士」は展開力に優れており、P召喚以外でも展開が可能です。
自分の構築では☆3チューナーと☆4非チューナーのみの採用なので、NRでは有能揃いの☆7シンクロや《涅槃の超魔導剣士》に繋げやすく、ワンショットキル能力も高いです。
「マジェスペクター」は持ち前の耐性とモンスター除去能力を活かしながら戦えます。
展開系に刺さる《激流葬》などが「マジェスペクター」には刺さりません。
相手が罠マシマシデッキの場合、こちらをメインに展開して有利を取っていきます。
ただし、魔法罠除去に関してはどちらも辛いです。
Pデッキ全体が抱える永遠の課題です。

「マジェスペクター」が抱える課題とその解決

「マジェスペクター」モンスターは前述の通り召喚・特殊召喚時にサーチなど1アドを取る効果を持っています。
「マジェスペクター」魔法・罠の除去効果は魔法使い族・風属性モンスター1体をリリースするため、盤面にモンスターが残りにくいのが欠点です。
そう、すぐ2枚消費して放出してしまうのである!
ドロソもなく、「マジェスペクター」だけでは盤面にモンスターを増やしにくい・残しにくいため、他のテーマを取り込んで補助をしてもらうことで真価を発揮するテーマだと思っています。
そこで必要になってくる1つの例が「音響戦士」です。

音響戦士「我々がリリースコストの肩代わりになろう!」
音響戦士「我々が展開の補助をしよう!」
彼らは呪文を唱え始めた。

サイザスセット!ディージェスをPゾーンに置いてP効果!サイザスを表!
サイザス効果!ギタリスサーチ!ディージェスP効果!特殊召喚!
ディージェス効果!デッキからサイザスをセット!
ギタリスをPゾーンに置いてP効果!自身とディージェスをバウンス!
ディージェスを再びPゾーンに置いてP効果!サイザスを表!
サイザス効果!ピアーノサーチ!

音響戦士「ほら、これで0・8スケールの確保に☆4モンスター2体、手札に☆3チューナー(種族変更可能)を確保できたぞ!」
マジェスペクター「何やこいつら……」

採用カードについて

ここでもう1度デッキレシピを確認しよう。

「音響戦士」「マジェスペクター」以外にもカードが色々入っている。
先程話した通り、筆者は遊び心入れなくてもいいカードが大好きです。
それらも含めて解説をしていきたいと思います。

「音響戦士」

《音響戦士サイザス》
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「音響戦士サイザス」以外の「音響戦士」モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、「音響戦士サイザス」以外の自分フィールド・墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
③:墓地のこのカードを除外し、「音響戦士サイザス」以外の自分の除外状態の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

③は12期テキストに書き換えました

要のカードの1枚。
できれば召喚権を使わずセットしたい。
②は《アンプリファイヤー》を入れてないのであまり出番はないです。
あると音響カウンターをモリモリ乗せられたりする。
③は超重要で、「音響戦士」の馬鹿げた展開力要因の1つ。
大体ピアーノを特殊召喚するけど、たまにディノミを食らったギタリスやディージェスを戻したりする。

《音響戦士ピアーノ》
①:1ターンに1度、種族を1つ宣言し、自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは宣言した種族になる。
②:墓地のこのカードを除外し、種族を1つ宣言し、自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは宣言した種族になる。

こちらも12期テキストに書き換え

「音響戦士」と「マジェスペクター」を繋ぎ合わせる絆のカード。
種族変更は「音響戦士」であれば誰でも変更できるので、自分以外を変更することも。
また、サイザスで特殊召喚するためだけに②を使っていくことも多い。

《音響戦士ディージェス》
【Pスケール:8】
このカード名の②のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの裏側守備表示の「音響戦士」モンスター1体を選んで表側守備表示にする。
②:「音響戦士」モンスターの効果が発動した場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「音響戦士ディージェス」以外の「音響戦士」モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
自分のフィールドゾーンに「アンプリファイヤー」が存在する場合、代わりにデッキから「音響戦士ディージェス」以外の「音響戦士」モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚できる。

1枚の持つパワーが高いカード。
上にある謎の呪文で暴れてるのはこのカードです。
縦横無尽に大活躍!

《音響戦士ギタリス》
チューナー
【Pスケール:0】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外の自分フィールドの「音響戦士」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドゾーンに「アンプリファイヤー」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。

Pスケールを相手ターンに残さない動きが可能になる画期的なカードです。
今回は《アンプリファイヤー》を採用していないのでモンスター効果の①は死んでます。

「マジェスペクター」

モンスターの共通効果は、
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手の効果の対象にはならず、相手の効果では破壊されない。を持ちます。
また、P効果を持たず召喚・特殊召喚時にサーチなどをする効果を持ちます。
召喚・特殊召喚時の固有効果は以下の通り。

《マジェスペクター・ラクーン》:「マジェスペクター」モンスター1体をサーチ
《マジェスペクター・クロウ》:「マジェスペクター」魔法1枚をサーチ
《マジェスペクター・フォックス》:「マジェスペクター」罠1枚をサーチ
《マジェスペクター・キャット》:EPに「マジェスペクター」カード1枚をサーチ
《マジェスペクター・フロッグ》:「マジェスペクター」魔法・罠1枚をデッキからセット(セットしたターン発動不可)
Pスケールはフォックス、キャットが2、ラクーン、クロウ、フロッグが5。

魔法・罠カードはそれぞれ違うので採用分だけ書き記します。

《マジェスペクター・ストーム》
通常魔法
①:自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスターを1体リリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。

こちらは個人的な採用理由があるため、後で詳しく解説します。

《マジェスペクター・ソニック》
速攻魔法
①:自分フィールドの「マジェスペクター」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力・守備力が倍になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。

「マジェスペクター」モンスターの低打点を補助する大事なカード。
倍にするのは元々の攻撃力ではないためバフが有効(でも与えるダメージは半減なので結局恩恵は少ない)。
ターン1はないので重ね掛が可能で、ダメージ半減は重複しない

《マジェスティックP》
フィールド魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの「マジェスペクター」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の「マジェスペクター」モンスター1体を特殊召喚する。

「マジェスペクター」名称を持たないためサーチ不可のフィールド魔法。
低い打点をちょっとマシにしてくれる。
リクルート効果は強いが、除去カードの的になりやすい。

《マジェスペクター・トルネード》
通常罠
①:自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスターを1体リリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。

タイミングを問わず除外除去ができる強力なカード。
対象耐性持ちとサクリファイス・エスケープが可能なモンスター以外は大体飛ばせます。

《マジェスペクター・テンペスト》
カウンター罠
①:自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスターを1体リリースして以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

モンスター効果の無効か、チェーンに乗らない特殊召喚を無効にするカウンター罠。
NRでサーチできる数少ないカウンター罠のため、これが強みとなる。

「魔術師」

《調弦の魔術師》
チューナー
【Pスケール:8】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分のEXデッキの表側表示の「魔術師」Pモンスターの種類×100アップする。
【モンスター効果】
このカードはEXデッキからの特殊召喚はできず、このカードを融合・S・X召喚の素材とする場合、他の素材は全て「魔術師」Pモンスターでなければならない。
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札からP召喚した時に発動できる。
デッキから「調弦の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に除外される。

1枚で7シンクロを作れる強力なカード。
L素材に制約はないため、関係なくL素材にできる抜け道はある。
P効果は微妙なバフ。
自分フィールドのモンスター全体にかかるが、数値が低すぎる。

《刻剣の魔術師》
【Pスケール:2】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドのPモンスターは相手の効果では破壊されない。
【モンスター効果】
①:手札のこのカードのみがP召喚した時に発動できる。
このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。

破壊耐性を付与する効果は「マジェスペクター」Pモンスターの耐性と被ってますが、その他のPモンスターには有効です。
また、モンスター効果は起動効果版の《PSYフレームロード・Ζ》のような効果で、自分のモンスターと一緒に逃避行も可能です。
モンスターの①の効果は機会は少ないですが、覚えておくと役に立つかもしれません。

《時空のペンデュラムグラフ》
永続罠
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は罠カードの効果の対象にできない。
②:自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、フィールドのカード1米を選んで墓地へ送る事ができる。

言わずと知れた、絶対カードを墓地へ送るマンです。
なんでRなの?
①はマジェの耐性と被りますが、「音響戦士」は魔法使い族に変更すると恩恵を受けれます。
自分もよく忘れます。
今回の採用目的は②で、《決戦のゴルゴンダ》という自分フィールドのカード全てに破壊1回を肩代わりできるトンデモカードが来たことにより、破壊系カードのバリューが落ちている状態です。
そんな中、絶対に墓地に送れるカードとして白羽の矢が立ったのがこのカード。
だが1枚。チキン。2枚採用して良かった。遊び心の犠牲となったのだ。
そもそも参加者24人中「鉄獣戦線」系デッキが2人しか居なかったって何!?
枠に余裕があれば出張可能とはいえこんな使用者少ないことある?????
因みに自分が《決戦のゴルゴンダ》を採用すると2枚除去に化けるよ。

《希望の魔術師》
【Pスケール:8】
①:1ターンに1度、自分または相手の攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
レベル4モンスター×2
レベル4がP召喚可能な場合にEXデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札からレベル7以下のPモンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
その後、表側表示のこのカードを自分のPゾーンに置く事ができる。
②:このカードがP召喚した場合、自分の墓地のPモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。

エクシーズ/ペンデュラムモンスターでランク4。
扱いとしては魔術師ネームを持つバニラ。
モンスター効果は使う理由がほぼなく、Pゾーンに置かないのでP効果も空気。
単純にEXデッキから2500打点が出せるのが便利かつ、時空の的にできるだけの存在。

その他

《絆醒師セームベル》
【Pスケール:7】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにこのカードと同じレベルのPモンスターカードが存在する場合に発動できる。
もう片方の自分のPゾーンのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに他のモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する。

貴重な魔法使い族・風属性のPモンスター。
P効果はもう片方のPゾーンのカードを破壊して自身を特殊召喚するが、Pカードに余裕がないと使いづらい。
モンスター効果はP召喚以外で手札からモンスターを特殊召喚できる効果でタイミングの指定がないため、相手ターンに特殊召喚する手段があれば展開が可能ではある。
現状特別相性のいいカードがあるわけでもないので難しいと思われる。

《ダイカミナリ・ジャイクロプス》
チューナー
【Pスケール:5】
①:1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
【モンスター効果】
EXデッキから特殊召喚したこのカードは、S召喚に使用された場合に除外される。
このカード名の②③のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚した場合に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
②:このカードの表示形式が変更された場合、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:このカードがPゾーンで破壊された場合に発動できる。
自分のPゾーンのカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。

面白カード枠。
チューナー要素は活かしにくい(☆7シンクロを作りにくい)が、例によってL召喚への制約はないのでそっちで活用するのも良さそうではある。
「マジェスペクター」は相手の魔法・罠に干渉できる効果を持っていないので、役立つ時があるかもしれない。

《ペンデュラム・モラトリアム》
速攻魔法
①:このターン、自分及び相手のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されず、Pゾーンのカードを対象として相手が発動した効果は無効化される。

対ヴェンデット用として使ってましたが、正直この環境では必要なかった。
これよりは《ペンデュラム・スイッチ》か《連成する振動》の方が良かったと思う。
やっちまったな!
因みに、相手がメタルフォーゼの場合、妨害として使うことができる。

《雷遁封印式》
永続罠
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する風属性モンスター1体をデッキの一番下に戻すことで、相手の墓地のカードを2枚まで選択してゲームから除外する。

大半の人は何だこのカード!?ってなるであろう古のカード。
NRの環境で墓地妨害は普通に刺さるので悪くないが発動コストが重い。
風属性モンスターをデッキに戻す。
デッキに戻す?
NRでEXデッキに行ったPモンスターをデッキに回収できる貴重なカードでは!?
採用!!!
基本的に筆者はアホである
このカードを使った感想としては、そこまで言うほど悪くはないが頼むからピン採用なのに初手に来ないでくれ!でした。
ディージェスやラクーンを確保できていないとジリープアーなり自分が死ぬ。
悲しいね。

音響・マジェの不採用カードについて

光があれば影もある。

《音響戦士マイクス》
Pゾーンの相方が音響戦士ではないとスケールが4になるちょっと使いにくい子。
能動的にPゾーンのカードを破壊・バウンスできるカードがもう少し多ければ採用の価値はある。
特に除外したサイザスを回収できるのは強い。
召喚権追加効果はあんまり役立つことがなく、☆5であるためS召喚し辛いのが痛い。
なんでNRシンクロの☆8はあんなに選択肢がないんだ……

《音響戦士ドラムス》《音響戦士ベーシス》
ドラムスは属性変更、ギタリスは手札の数だけレベルを上げる効果を持つ。
前者は「マジェスペクター」魔法・罠コストの邪魔になり、後者はレベルを上げる恩恵がないので不採用。

《アンプリファイヤー》
「音響戦士」用のフィールド魔法。
NRで許されてるのが不思議なくらい強い効果を持っていますが、《マジェスティックP》とフィールド枠を競合するので今回は外してます。
採用の価値は十分にあります。

《マジェスペクター・サイクロン》
魔法使い族・風属性モンスター1体をリリースし、相手フィールドのモンスター1体を破壊する速攻魔法カード。
破壊のバリューが落ちてるので不採用。
サーチしてすぐ使えるのは強みだけど、逆に言えばそれしか強みがないのである。

《マジェスペクター・ガスト》
通常罠
①:自分のPゾーンの「マジェスペクター」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。

あえてフルテキスト表示

それ《ペンデュラム・スイッチ》で良くね?
サーチできるとは言え、それしかメリットがない。
あと、チェーン2以降の発動では「マジェスペクター」モンスターはタイミングを逃すぞ!(※《ペンデュラム・スイッチ》も同様なので注意しよう!)

《マジェスペクター・スーパーセル》
墓地の「マジェスペクター」カード5枚をデッキに戻して1ドローする永続罠。
①の効果は恩恵を受けることがないので省略。
このカードはテーマのカードを再利用できるのが強いんですが、音響戦士のパワーが高いので墓地に5枚も貯まるまで長引くことが少なく、《涅槃の超魔導剣士》で墓地のカードを1枚回収できることもあって基本的に出番がないです。

個人的な事情で明確な採用理由のあるカード

はい、ありますね。

《マジェスペクター・クロウ》
前述の通り固有効果は召喚・特殊召喚時に「マジェスペクター」魔法カード1枚をサーチ。
そして次のカードに説明が続きます。

《マジェスペクター・ストーム》
こちらも前述の通り魔法使い族・風属性モンスタ1体をリリースして相手フィールドのモンスター1体をデッキバウンスする通常魔法。
通常魔法なのでタイミングが限られる代わりにデッキバウンスできる強力なカードですが、デッキに戻るので再利用の可能性があります。
基本的にはトルネードで除外したほうが強いです。
では何故クロウを3枚積んでストームも採用してるかと言うと、《ヴェンデット・スレイヤー》対策です。
度重なる規制で弱体化している「ヴェンデット」ですが、筆者は今まで散々ボコられてきているため、「ヴェンデット」が環境に顔を出してる限り絶対に外すことのできないカードです。
私怨です。
BO1の大会では相変わらず後攻率100%で辛いです。
第7回真佐杯でやっと初めてBO1大会で「ヴェンデット」に勝利したくらいです(相手が全く動けない手札事故でしたが)。
それくらい苦手としているので、絶対に外せない枠となっています。
※ストームを増やすのは重いのでピン採用です

混ぜやすいテーマ・カード

「SR(スピードロイド)」

《SRビーダマシーン》、《SRタケトンボーグ》、《SR吹持童子》、《SRドミノバタフライ》、《SR電々大公》を出張させる事があります。
こちらはドローギミックを内包するためP召喚の補助にもなり、1・8スケールがあるのでP召喚の補助もできます。
《SRビーダマシーン》のサーチ効果と《SRタケトンボーグ》のリクルート効果には発動後の風属性SS縛りがあるので注意が必要です。

その他

レベル5以上のバニラPモンスターと《召喚師のスキル》を採用することでPモンスターを手札に確保しやすくすることができます。

総括

P召喚以外での展開能力を持つPデッキは楽しいぞ!!!
大会で結果を残せるデッキタイプだと思ってるので、NRでPデッキは厳しくない?って思う方もぜひ触ってみてください!
そして一緒に音響戦士で宇宙を創生しましょう!

おんきょう!部とはどんな効果だ?いつ発動する?


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