楠木楓

趣味で小説を書いたり読んだりしています。 noteでは昔に読んだ小説を読み直し、感想の…

楠木楓

趣味で小説を書いたり読んだりしています。 noteでは昔に読んだ小説を読み直し、感想の比較をする企画をしていきたいと思っています。小説投稿サイト<https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/436497749

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読書感想今昔

企画概要 「今」読みたいものは今読むべきである。と、私は考えている。 というのも、今と未来では同じものを読んだとしてもまた違った感想を抱くからだ。 もちろん、未来に抱く感想も素晴らしいものに変わりはないが、「今」の感想は今にしかないのも事実。 「今」読んで「いつかの未来」にまた読む。私はそれがしたい。 しかし、本当に今と未来では違った感想を抱くのか。 抱くとしてどの程度違うのか。 そういったことを検証するため、私は中学時代に学校図書館の司書さんからいただいた読書記録ノ

    • 読書感想今昔【五冊目】

      読んだ本「光草-ストラリスコ-」 ロベルト・ピウミーニ:著 長野 徹:訳 小峰書店 1998年10月 発行 あらすじ 光を浴びることができない病に侵された少年のため、父は高名な絵描きに「息子の部屋に絵を描いて欲しい」と依頼する。絵描きと少年は心を通わせ、絵を、世界を作り上げていく。 昔 ものすごくいい話でした。本当にマドゥレールのことを思っていっしょうけんめいですばらしかった! しかも、絵が本当に動いているような感じが、文章にもつたわってきて、感動てきでした! 最後にマ

      • 読書感想今昔【四冊目】

        読んだ本 「Good Luck-グッドラック-」 アレックス・ロビラ/フェルナンド・トリアス・デ・ベス:著 田内 志文:訳 ポプラ社 2004年6月 発行 あらすじ 五十四年ぶりの再会を果たした老人二人。 一人は貧乏であったが努力の末に成功を手にし、 もう一人は裕福であったが落ちぶれてしまった。 キミは幸運だった、と言う落ちぶれた男に、成功した男が語る「魅惑の森」の話。 幸運を掴むには下ごしらえが必要だ。 昔 初めからあきらめた多くの人は、幸運をもつけんりすら無く探しに

        • 読書感想今昔【三冊目】

          読んだ本「南総里見八犬伝 一 妖刀村雨丸」 滝沢 馬琴:原作 浜 たかや:編著 偕成社 2002年3月 発行 あらすじ 江戸時代に書かれた日本文学史上最大の長編小説を現代児童文学として改めて編著したもの。 妖婦玉梓に呪われた里見家の娘、伏姫。彼女は定められた運命のもと、婚約者のもとを離れて愛犬と共に一度命を落とす。しかしその霊は八徳の珠となって八人の犬士を生む。 昔八房の伏姫への思いが、とってもすごい。 信乃と村雨丸は最後にはバラバラだけどもっとあとになるとまた一緒になる

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        読書感想今昔

          読書感想今昔【二冊目】

          読んだ本 「メメント・モーリ」 おの りえん 著 理論社 2001年3月発行 あらすじ 大人になりたくない、でも早く家から出て行きたい。劣等感と鬱屈を抱える少女がある日、鬼と出会い、別の世界へ足を踏み入れてしまう。そこでは同じ今日が繰り返されており、鬼は少女に明日を迎えるため鬼の王子モーリと会ってほしい、と言う。 昔ほほの父親が少しうざくてムカムカ! ほほの母親意思なさすぎ! やさしい(?)鬼のしゃべり方がなんかいいーv モーリは初めなんか暗いと思った。 私の時間、だれか

          読書感想今昔【二冊目】

          読書感想今昔【一冊目】

          読んだ本 「カモメに飛ぶことを教えた猫」 ルイス・セプルベダ 著 白水社 1998年6月5日発行 昔(中学二年)この本では、猫がしゃべったり、ほこり高くもっていたり、読んでいると猫とは、本当にこんなものでは? と思うほどだ。やはり、猫は飛ぶことを教えれなかった、人間の力を借りたが本当に愛情をこめてカモメの子供を育てる猫はとてもほほえましかったです。 百科事典を読む猫は、あるいみバカだったけど、それなりにガンバってる(?)ようで少し応えんしたいなー。 ネズミと交しょうするとき

          読書感想今昔【一冊目】