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7回目移植⑥妊娠判定→陰性【リアタイ妊活22】

タイトルの通りです。ようやく立ち直ってきたので記録します。
画像は妊娠判定後に夫と食べたチャーハンです。チャーハン自体は美味しかった。

6/26は妊娠判定日だった。
前日、フライング検査をすると、細く薄い陽性反応が出たので「これならいけるか?」と淡い気持ちを抱いた。前回移植では陽性反応後に流産した為、「明日は陽性反応が出るだろうけど、本当の不妊治療クリニック卒業は心音確認だ」と思っていた。今思うと、気が早すぎる。
6/26当日、クリニックに行き、血液検査をした一時間後に診察室に呼ばれた。院長先生だった。机の上に検査結果の紙が置いてあったのだが、どうやら0とは書かれていないのは分かった。いけるか?
院長先生「血液検査の結果ですが、hcg3.0でした」
私「え?3ですか???」
院長先生「はい。受精卵がhcgを出したようですが、残念な事に着床はせず、今回は陰性という事になりますね。hcg20以上なら陽性で、hcg5以上あれば様子見になるんですが・・・なぜならhcg5で妊娠した人がいるんですよ」
私「え??そうなんですか???じゃあhcg3だと妊娠した人はいないんですか?????」←食い下がるように質問する
院長先生「いませんねー
私「うわ~~!そうですか~~~!」
私は頭を抱えた。こんな事は初めてで、少し笑ってしまった。
昨日のフライング検査で薄く線が出たのは、hcgがわずかにあったからか。そういう事だったのか・・・・そういうこともあるのか・・・。。。
陰性反応=hcg0を既に5回経験している私は、これは受精卵が頑張った結果だと前向きに考えるべきなのか、それとももう少しで着床したのにと後ろ向きになるべきなのか、もう何がなんだか分からなかった。
その後、院長先生から今後の提案があった。

院長先生「子宮内膜炎検査を1年以上やっていないので、来周期は検査をして、それ以降の周期で移植をしましょう。もしかしたらこれが原因で、着床しようとする時に足をひっぱっているのかもしれません。また、この検査はスクラッチの効果(子宮をあえて刺激する事で妊娠率をあげるもの)があります」

子宮内膜炎とは、子宮内へ細菌が入り込んで感染することで子宮内膜に炎症が起こる状態だ。これが原因で着床しない事があるようで、私は転院前のクリニックで子宮内膜炎検査を一昨年12月に受けた。その時は陰性が出た。
その後、薬で治療をし、再検査して去年2月に治療済となった。

院長先生からの提案は、この再検査だった。
少し調べた所、流産時の処置でも子宮内膜炎になることがあるようだ。
検査自体は子宮内膜の細胞をピペットで採取する為、強く吸い出されるような痛みがある。正直それが嫌だったのだが、過去2回やってるし、まあ何とかなるだろうと無理矢理思うことにした。

こうして、7回目の胚移植での妊娠判定は「陰性」という結果に終わった。

不妊治療はまだまだ続くことになり、この日は採卵・凍結した受精卵がもうすぐ一年経つ為、受付で更新費を払った。
5万5千円。高い・・・いい加減にしてくれ。
陰性とはいえhcgが3あり、あまり実感がないまま夫とご飯を食べに行く。
その後、気晴らしに遊びに行こうと何となく山手線に乗るが、夫と二人でぼんやりしてしまい、結局山手線半周位して、どこにも寄らずに地元に帰った。
ぼんやりしたまま、妹と母など不妊治療の事をよく話す人々(数人)に「移植ダメだった」とラインした。
母からは「残念でしたね」と一言あっただけで終わり。妹はずっと既読がつかず、深夜に「気持ちは大丈夫?(中略)沢山寝てね。また電話でもして話そう」と返信があった。
帰宅後、夫は励ますように夕食を作ってくれたが、彼は彼なりで辛いらしく、夕飯を食べた後は現実から目を背けるように黙々とゲームした後、特にねぎらいの言葉もなく早々と寝てしまった。

その夜は、ばっちり眠れなくなった。
眠れない中、何故辛いか考えた。
妊娠判定陰性自体よりも、夫も一緒に落ち込んで自分の殻に閉じこもってしまった事。でも私自身も、流石にそれを励ます元気がない事。
夫がこんな状態なので、すぐ近くで誰も私の心に寄り添ってくれない事、心配して電話をかけてきてくれる人さえいない事だった。そう考えると涙が出てきた。夜に泣いていると「うるさい!」と夫に言われた。酷すぎる。
夫「どうして妊娠しないんだ!早く妊娠してくれよ」
私「いや、私だって知りたいよ!」
不毛な感情のぶつけ合いをした後、夫はまた熟睡、私は全然眠れなかった。
結局、夜中の3時くらいに「都合がいい時に電話します(中略)眠れてないです。積んだ」と妹にラインした。本当に迷惑な話だ。

翌朝、完全に睡眠不足で、妹に電話で話をきいてもらう事になった。
長くなったので次のnoteに続きます。

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