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Mapbox導入事例まとめ

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Mapboxの導入事例を紹介した記事をまとめたマガジンです。
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2021年7月の記事一覧

地震の揺れをリアルタイムで地図上に可視化 - サンフランシスコ・クロニクル | Built With Mapbox

震災が起こった時、安全な判断をするためには、自分の住んでいる地域で発生した地震に関する最新の情報が欠かせません。サンフランシスコの日刊紙「サンフランシスコ・クロニクル」は、地震が発生した際に地震の強さや震源地からの距離、断層などの関連情報を可視化するシステムを構築しました。このシステムでは、Mapbox GL JSを活用することで、最新の情報を可視化したマップをほぼリアルタイムで提供するためにインタラクティブなマップを迅速に更新し、購読者が信頼のおける最適なUXを実現していま

インタラクティブな座席マップでイベントチケットの購入体験を高める - StubHub | Built With Mapbox

StubHubは、世界中の27,000以上の会場で開催される1,000万以上のスポーツや音楽、演劇などのライブイベントのチケットを個人間で売買できるプラットフォームです。COVID-19によってイベントが中止されていた期間中、StubHubのチームは、MTS(Mapbox Tiling Service)とMobile Maps SDKを使って独自のインタラクティブな座席マップを再構築しました。これによりStubHubでは、ビジネスの成長に追いついていなかった古い技術的負債を軽

不動産業界でMTSが選ばれる理由 - MTSを使って位置情報データの活用を促進する | Mapbox Tiling Service(MTS)

不動産業界では、不動産の売買に関する意思決定にデータ可視化・分析マップが利用されることが多いです。その際、マップに求められる特徴は、不動産に関するデータが詳細かつ密度が高く、日々の意思決定に役立つよう最新のものであるということです。 米国だけでも、1億5500万の不動産区画と16万6000の地域があると推定されています。さらに区画データには、詳細な境界線や所有者情報、売買証書や抵当権、差し押さえ状況などの不動産に関するメタデータが含まれています。また不動産周辺の近隣データに

世界中のすべての木をマッピングし、あらゆる土地所有者がCO2排出枠取引に参加できる社会へ - NCX | Built With Mapbox

NCX(旧SilviaTerra)は、毎四半期アップデートされる米国全土における森林の精緻な測定データをもとに、透明性が高く公平な排出枠取引(*1)のメカニズムを開発することによって、森林を活用した炭素市場(カーボン・マーケット)へのアクセスを民主化することを目指しています。 *1 温暖化ガスの排出を削減する手法の一種。森林保全や再生可能エネルギーの導入など他の場所で実現したCO2の削減・吸収の量を購入することで、地球全体としてCO2を削減したとみなす。(日本経済新聞「排出