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高齢者見守り

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2022年11月の記事一覧

高齢者見守りいろいろ #53

高齢者の見守りも秋のシーズンは多いので3つまとめます。  地域は、北海道小樽市、静岡県焼津市、富山県氷見市についてですが、小樽市は道を尋ねる高齢女性に対して実際適切に対応した内容です。    このことは非常に素晴らしいことですし、内容の中で「同じような場面に出くわしてもまた助けます。みんな、この経験を生かせます」とあり、頼もしい限りです。私も出かけていてこういった場面に出会ったことがないのですが何か気になる様子の方がいれば声は必ずかけたいと思いました。  また焼津市

高齢者見守り機器 #41

 見守りは認知症とは切っても切り離せない話題であり、以前の#9、#13、#27でも内容を入れています。#27では見守りのためのシールについてご紹介 していますので宜しければご参考ください。    背景にはご存じの通り、認知症の人の行方不明があり、年間1万7636人「9年連続の増加」です。地域で関わる警察、消防、行政、地域包括支援センターはじめ多くの関係者が長年取り組んでいてもやはり防げないケースもあります。  この話題になると、GPSやBluetooth等の最新の技術を使っ

見守りのためのシール #27

今回の内容は高齢者の見守りシールです。全国自治体でかなりの数が広がってきていると思います。QRコードが重要になりますが、対象者の行方不明事案が発生した場合、発見者が対象者の見守りシールのQRコードを読み込むと利用者(家族等)に通知メールが送信されるしくみです。 あとは発見者と利用者(家族等)間で、インターネット上の伝言板を用いて、対象者の位置や健康状態等の安否情報を共有できます。 これらの運用は自治体によって少し違いがあり、SOSネットワークに紐づけて登録しないと交付できな

大府市:「はいかい」という言葉 #13

「はいかい」という言葉の使用についてはここ数年議論が続いているように思うがまだ明確には方向は決まっていない。 ただ愛知県大府市では「徘徊(はいかい)」という言葉を使用しないというメッセージを出している自治体もあり、ある一定の方向に収束しているようにも感じている。 高齢者の外出や行方不明のニュースは毎年報じられ、残念ながら不幸な事故に遭われた方も少なくありません。そのたびに徘徊(はいかい)の言葉が出て、しっかり見ておかないといけない、線路に入らないようにという話になり、当事者