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主要な生成AIサービスの特徴と今後の展望

近年、急速に発展している生成AIサービス。
各サービスの特徴や個人的な印象、そして今後の展開について考察してみた。


各生成AIサービスの特徴

1. Perplexity

提供元:Perplexity AI

特長:

  • リアルタイムの情報収集、ニュース分析に強み

  • ソフトバンク系ユーザーは1年間サブスクリプションが無料で利用可能

  • 情報ソースが明記されるため、真偽確認が容易

  • 一方で、ソースの不正利用に関する懸念も指摘されている


2. ChatGPT

提供元:OpenAI

特長:

  • 話し口調までカスタマイズ可能で、ユーザーフレンドリー

  • リアルタイム性には弱点があるものの、文章構成や相談事には適している

  • 情報ソースが明確でないため、出力内容の真偽確認には注意が必要


3. Claude

提供元:Anthropic

特長:

  • インターフェースのデザインからやや堅実な印象を受ける

  • サポート的な口調で、追加情報の提供を促す傾向がある

  • 文章構成などの複雑なタスクに強み

  • 基本的に英語でのやりとりが主(UIが英語)


4. Copilot

提供元:Microsoft

特長:

  • リアルタイム性に優れている

  • 画像生成機能など、多機能性が魅力

  • 5回ごとに会話が途切れる仕様がやや不便

  • 処理速度がやや重い印象


5. Gemini

提供元:Google

特長:

  • リアルタイムな情報提供に優れている

  • 表を含む見やすい出力形式

  • サポート的な口調で、追加情報の提供を促す

  • 他のGoogleサービスとの連携が期待できる

個人的な利用傾向

個人的には、以下のような使い分けをしている。

  • ChatGPTは、親近感のある返答設定で日常的な対話や相談に活用

  • リアルタイムな情報が必要な場合は、GeminiやPerplexityを利用

  • 知識の獲得や文章の校正、相談事全般にはChatGPTを活用

今後の展開予測

  1. 検索機能の進化:
    従来の検索エンジンに代わり、生成AIによる情報整理・要約が主流になる可能性がある。

  2. カウンセリング機能の拡充:
    簡易的なカウンセリングサービスがAIによって提供される可能性がある。

  3. ビジネスソフトウェアの変革:
    SalesforceやERPなどのビジネスソフトウェアにAIが統合されることで、業界の勢力図が大きく変わる可能性がある。

  4. 経営・営業分析の効率化:
    AIによる分析技術の進化により、経営企画や営業企画の効率化、会議録からのプロジェクト進捗分析などが可能になる。

  5. データベースアプリの進化:
    NotionなどのデータベースアプリがAI機能を強化することで、競争力を高める可能性がある。

  6. 倫理的な利用の重要性:
    ユーザーは倫理観を持ち、AIが提供する情報が一般的な学術知識や理論に基づいていることを意識する必要がある。

  7. 人間の役割の再定義:
    生成AIにはできない非生産的・情緒的な判断を担うことが、人間にはより求められるようになる。

生成AIの発展は目覚ましく、私たちの生活や仕事のあり方を大きく変える可能性を秘めている。
しかし、その利用には適切な理解と倫理観が不可欠だ。
AIと人間がそれぞれの強みを活かし、補完し合える関係を構築していくことが、今後の課題となるだろう。


ネタばらし

と、ここまで、ごく一部の加筆とレイアウト調整以外は、私が書いた箇条書きの原稿を基に生成AIにまとめてもらった。
原稿には、意見のブログ用まとめと、サービス提供者の情報を付け足すように依頼した。
今回、先に挙げた5つのサービス全てに同じ原稿を投げ、一番まとまりの良かったClaudeを上の文章に使用した。

それぞれの生成結果の特長をあげると、

  • Perplexity
    導入文は付けてくれたが、サービス提供者は自動で付け足してくれなかった。
    箇条書きは削除して文章化。

  • ChatGPT
    次点。
    タイトルはなかったが、導入と締めまでしっかりある。
    サービス提供者情報も追加されていた。
    箇条書きではないが、まとめかたは分かりやすくシンプル。

  • Claude
    今回採用。
    基原稿に引っ張られすぎではあるかもしれないが、noteに転記するには一番構成がしっかりしていた。
    見出し、箇条書きなどもそのまま貼り付けただけ。

  • Copilot
    タイトルなし、導入文なし。
    原稿をほぼそのまま並べただけ。
    締めの分だけ作って、それっぽくしている。
    サービス提供元は追加できた。

  • Gemini
    いきなりタイトルで驚いた。
    「生成AIサービスを徹底比較!あなたのビジネスに最適なAIはどれ?」
    各サービスの比較はお得意の表スタイル(以下)。
    サービス提供者は意外にも追加してくれなかった。
    おまけがすごい(キーワード、SEO対策、費用比較など今後の記事提案)。

Geminiより。すぐに表にしたがる人っているよね。


実際にやってみてのまとめ

校正:ClaudeかChatGPT、場合によってはGeminiも可(併用がいいかも)
速報性のない質問(これってなあに系):ChatGPT
リアルタイム検索のまとめ:PerplexityかGemini
画像生成:DALL·E 3 一択、クオリティと手間が段違い

私も特にAIガリガリ系の人ではない。
今使ってるサービスの延長上で、というならGeminiはかなり有力だ。
特にブログやnoteやってますな人でなければ、校正などもさほど使わないだろうし。

こう考えると、間違いなく生成AIのサービスはすごいが、いかに日常に紛れ込ませるかがポイントになりそう。
という点において、相変わらずAppleは目の付け所がシャープなのだ。

おまけ

トップ画像はDALL·E 3。
都度4枚生成してくれるのもありがたい。

タグにはGeminiからの提案を使用。

音楽系生成AIのSunoもすごい。
配信系のBGMとか全然これでいけちゃう。

適当に入れた「異国の地で暮らし」だけで生成されたJPOP風


major cord, bossa nova, chilled mix, rhythmicalだけで生成したBGM2曲


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