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読了 京大中年(菅広文)

ロザン菅ちゃんの本を読んだ。
noteについて書いていた記事で気になって、買うことにした。

さすが、noteで培った読みやすい文章。
一文一文が短いので読みやすい。
読むのが遅い私でも3日ほどで読んでしまった。

内容は終始宇治原さんとの仲の良さが全面に出ていた。
大阪弁で書かれているのも、読みやすさに繋がった。

私の先輩の格言で、
「本人に言えることは悪口じゃない」というのがある。
菅ちゃんの書いていることは、一見悪口だ。
本にした時点で、宇治原さんの目に触れるはず。
しかもロザンの場合は、出版前に読んでもらってるだろう。
でも、関西人にしか通じないかもしれないが、これらには悪意がない。
敬意に溢れた、悪口に聞こえる、イジリ。
さすが芸人、流れるようなイジリが炸裂していた。
向こうも分かっていると知ってて書ける。
お互いの信頼の厚さがよく分かる。
(逆に関西、特に大阪のノリでイジると、他エリアの人にはマジの悪口に聞こえるらしいので、気をつけよう)

こないだまで読んでいたサクちゃんとも共通点があった。
というか、最近はこの論が流行ってるのかもしれない。


人生は楽しく過ごせればいい


ロザンの2人は、ずっと2人で話していたいそうだ。
その為に、ロザンは緻密に相談して、戦略的に今の地位を築いた。
しかもその過程すら楽しかったという。

自分に当てはめると、妻だろうか。
妻と話すのは、とても楽しい。
大変な課題について話していても、建設的な議論ができる。
頭ごなしに決めつけたり否定したりしない。
でも反論はするので、まさに議論ができる。
もう答えが見つからないと思ったこともたくさんあった。
でも、そこを乗り越えた先の答えで、これまで正解に何度も辿り着けた。

ロザンと一緒だった。
菅ちゃんには宇治原さんがいる。
私には妻がいる。

妻と楽しく喋って過ごしていきたい。
その為に、どういう選択をしていけばいいのか、しっかり考えていきたい。
考える中で妻と議論すれば、それすらも楽しみながら、答えに辿り着ける気がする。

意図せず、妻の大切さに改めて気付けた本だった。
まぁ編み物しながらTVer見てると、何にも話してくれないけどね。


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