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タイガーパニック

今日は自分の衝撃を受けた話をしようと思う。
一部過激な内容になるので、苦手な人はここで閲覧をやめていただくことを推奨します。





















あれは中学校の時だった。
自分はちょいちょい真面目だったので、学級委員
だった。

学級委員の仕事なんてたかが知れているので、よっぽどのことがない限り、もう一人(女子)の学級委員に任せてサボっていた。(クソガキ決定)

どうやら、定期的に学級委員会みたいなのがあるらしい。
学級委員が集まって何かを決めたってろくなことがないのに、そんな会があるらしい。

面白いことにその学級委員会はクラスの学級委員(男女)のうち一人が参加すればいいものだった。
↑ここ記憶が定かではないので、もしかしたら自分で勝手にそんなルール作ってたかも知れない。
だとしたら最低もいいところである。

ある日、定期的な学級委員会ではなく、生徒会も混ざった少し大きな会議みたいなのがあった。

その会議では学級委員の全員主席が必要らしく、自分も出席した。

もちろん最初はサボるつもりだったが、もう一人の学級委員の人に来るように言われたので、断れなかった。
同級生に言われたことって断れないものである。
もしかしたら、その心理を逆手にとって言ってきたのかもしれない。
しっかりしていたなぁ、あの学級委員は。

それはともかく、
会議では机を四角形にして、向かい合う形になっていた。
自分の向かい側の席に生徒会の書記(女子)がいた。
その書記はお淑やかで無口な印象だった。

会議が始まると生徒会が仕切り始めるのだが、もうその時には、会議の内容が全く入ってこなかった。

向かい側の生徒会書記がスーパーがに股で座っていたのでパンツが見えてしまったのである。

その柄が虎(タイガー)だったのである。
生徒会書記が虎を飼っていたのである。


そのことがなかなか自分の中で消化しきれなく、混乱していた。

お淑やかで無口な人がタイガー?
衝撃的だった。
ちょっぴりやんちゃ坊主だった自分でさえ、黒いボクサーパンツだってぇのに

お淑やかな無口な生徒会書記がタイガー?
人格と外見が結びつかないかった。

そしてなぜか、この人には人間的に敵わないと思ってしまった。
まぁ、虎なのでもう人間ではないのだが。
草食だったのが、実は肉食動物だったことの驚き。

人は見かけによらないものである。
人は誰しも心にトラを飼っているのだろうか。

そもそも、属性を持ちすぎなのである。
お淑やか、生徒会、タイガー。
最強やないかい。
(何が?)

少なくとも、自分が生きて来た中で出会った事ないタイプだった。
ポケモンでいうところのアルセウス
モンハンでいうところのアルバトリオン
はじめの一歩でいうところのリカルドマルチネスである。

これが自分の衝撃を受けた話である。
衝撃を受けると言っても人それぞれ。
目で見たものが全てとは限らない。
だが、目で見たものはまごうことなき真実である。

ほん怖が始まりそうな事を言ってしまった。






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