望廊杯2ndと鵑王位リーグについて

こんにちは、こんばんは、2代目鵑王を襲名しました「Alice」と申します。以後お見知り置きを。

さて、表題の件ですが、この環境で僕が考えていたことについて説明出来たらなと思っております。あくまでも一個人の考え方なので「へー」くらいに受け止めていただければ幸いです。長いので気が向いた時に読んでください。

まず、望廊杯2nd環境で1st環境との違いで、特に意識したことといえば「光の巫女 ホリプパ」だと言えるでしょう。1st環境でも存在していた「コロボックル」を大きく強化するカードだからです。また、パワーが上がる、火力を飛ばせる、墓地が焼ける、禁呪が無いなど、いいことしか書いておらず、赤青急襲や赤単などのデッキにもすんなり投入する事が出来るのも魅力だったでしょう。

この時点で、最終戦は「赤青急襲」かなと考えてはいました。「コロボックル」や「青単」が環境トップクラスであり、それらに対抗することが出来るのは「赤青急襲」だと思っていたからです。

望廊杯2ndと同時に鵑王位リーグも始まりました。望廊杯2ndでは30分と時間制限がありますが、鵑王位リーグは無い(トーナメント方式である)為、望廊杯予選はアグロからコンボデッキを、鵑王位リーグではコンボからコントロールを試そうと考えました。それ故に「同じデッキは使いません」と宣言し、色んなデッキを試そうと思ったわけです。(結局は時間が足りなかった為、公約は守られませんでしたが)

途中までは考えていた通りにメタ環境も動いていくわけですが、東北予選で清書くんが使って優勝した「赤青t黒急襲」の存在で考えが改められるようになります。「赤青急襲」は「赤青t黒急襲」には後半になればなるほど、勝つ事が難しいからです。また、「赤青t黒急襲」は「コロボックル」や「青単」にも有利に戦えるデッキであることから、望廊杯本戦でも間違いなく上位に入ってくるデッキだと確信しました。

この時点で「モノクロプラチナ」系のデッキを握ることを決意したわけですが、望廊杯2ndの試合時間「30分」では足りない事が練習していくにつれ分かってきました。ただでさえ、練習の時で間に合っていないのに、本番で上手くいくはずが無いと考えて辞めてしまいました。

この時点で、自分の自信のあるデッキが全てなくなってしまいました。
(余談ですが、「カニ」は「光の巫女ホリプパ」が入っているデッキには逆立ちしても勝てません。「カニアーミー」が墓地に大量に落ちる関係上、一度出てしまうと場が更地になってしまうからですね。)

望廊杯2nd本戦の3日前に蕨亭で集まった時に、初めて「白単」を持ち込み、そこで相棒として決めました。「コロボックル」には不利なものの、「青単」には有利が取れて「赤青急襲」や「赤青t黒急襲」にも五分の戦いが出来る、メタ外のデッキともある程度戦えるということが1番の決め手でした。

望廊杯2nd本戦結果
使用デッキ:白単
予選
①レダ ×
②bye ○
③魔王 ○
④ギド ×
⑤さささ ○
⑥ガンマ ○
予選7位

決勝
清書 ×
結果:ベスト8

無事ベスト8までは辿り着けましたが、想定していた「赤青t黒急襲」には負けてしまいました。もうちょっと早くに思いついていれば…とは思いますが、「白単」で出た事に後悔はありません。
本戦は「コロボックル」を使用したギドさんが優勝しました。おめでとうございます!

そして、鵑王位リーグでは「パラマス形式」ということもあり、負ける事が許されません。対戦相手も分かっているので、デッキ相性も考えながら選ぼうと思っていた矢先のことです。

#D0_tcg にこかげさんの記事が上がりました。(この記事自体は非常に為になるので、興味ある方は是非読んでみてください!)
その中に「あのありすという男を絶対に倒さなければならないんです」という項目があるのですが、それを読んだ時の僕の感想は……

「ふーん」「ん?」「ん?」「こかげくん?」「何してる?」「やめてくれー!」
「まだ俺の鵑王位リーグは終わってないんだー!!!」

僕が今まで使ったデッキが乗っかってるわけですね。ご丁寧に使用した8デッキ分です。気持ちは分かるんですが、そういうのは伏せていただけたら…

まあ、ここまで来たらしょうがないと腹を括り、ギドさんとだんくんさんの使用デッキから相性のいいデッキを選びました。こかげくんが抜けたことも相まって、
①「青単」を使う人がトーナメントの中にいないこと
②サイドありの構築ゆえに黒系の除去カードが多いことから「獣騎士ガロン」が相対的に強いこと
③「コロボックル」で優勝したギドさんは「白単」で出るだろうと予想したこと
④だんくんさんのデッキに入っている「断裂の魔氷 クレバス」に対して、比較的コストがばらけているカードが入っているデッキ
以上の観点から「緑単」を相棒にしました。

鵑王位リーグ本戦
使用デッキ:緑単
だんくんさん ○
ギドさん ○
結果:優勝

ということで、2代目鵑王を襲名することになりました。

長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。「この環境はどうでしたか?」と聞かれれば、「楽しかったです」と答えると思います。ただ、もう少しコンボデッキとかコントロールデッキとかが存在できるような環境になってほしいなぁとは思いました。

望廊杯3rdでは「45F」になるということで、今からどうなるのか楽しみですが(配信とかしてもいいのだろうか)、果たして。
様々なデッキを見れることにワクワクしつつ、今後ともディメンション・ゼロを楽しめることに感謝しています。

それでは良いお年を。Alice

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