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HERO TOUR 2024 感想

【Novel Core HERO TOUR 2024 】Zeep Nambaでの公演に行ってきたので少し感想を。


※noteを書くのは1年振りなので文章読みにくいかと思いますがご了承ください。
※レポではなく感想です。曲名のネタバレも少しあります。


Novel CoreのライブはBMSGFES以来、その前は対バンツアーだったので、単独だとNo Pressureのツアーが最後で久しぶり、という訳でもないけど、OUTERしかいない空気を感じるのは久しぶりだった。
Zeep Nambaに近づくにつれてグッズを持ったファンが増えるのが好きだ。グッズ販売や会場前整理で羨ましい程の声量で声を張り上げるお兄さんも。

今回はZeepでは初めての2階席だった。ホールやアリーナに比べたら驚く程近いその距離も1階のファン越しに見るステージは遠く見えた。開演まで流れている音楽が聞こえづらかったのもある。

だけど、開演少し前。コアくんのアナウンスが聞こえて会場が沸いた瞬間。距離は縮まった。
私の記憶が正しければ、流れていた音楽は「オシャカサマ」で締められた。
当日朝LINEに載せていたRADWIMPSの「なんちって」を意識しているなら思惑通りだ。
始まった瞬間からボルテージは最高潮だった。

前半はただただ盛り上がる曲達の連続だった。
独ファとかBye byeとか短いセトリに組み込まれやすい曲ももちろん楽しいけど、ワンマンライブだから聞ける曲が散りばめられていて、それをイントロでわかる瞬間が楽しくてわくわくがとまらなかった。
フリースタイルを途中に挟みながら今日にしか、今にしかない瞬間を創り出していく高揚感。

1つのツアーでも毎公演全く同じにはならない。今だけの空間で最大の愛をくれるあなたを感情を弾いた映像としての記憶に収める気はもう起きなかった。

手を挙げ、声を上げ、体を揺らす。それだけで会場は一体になっていたし、疎外感は一欠片もなかった。この中で1番楽しんでるのは私だという自負すらあったし、ジャンプ禁止なのが悔しいくらい飛びたくて仕方なかった。
(いつか俺がお金貯めてZeep Nambaの耐震工事をしてジャンプできるようにするからいっぱいグッズ買って、という言葉は忘れないからね)(でも他のことにお金使っても怒らないでねという言葉も覚えてるから安心して笑)

これは後で知った事だけど、このライブの前にLEXさんとの色々があったらしい。
だからだと思う。

「俺は何言われてもいいけどファンのことを悪くいうのは許さない。
あらゆるジャンルを壊したい。男性女性と名前が分かれてるとこからどうかと思うしファン層とか言われることもあるけどそんなんどうでもいいと思ってる。だからみんなも気にしないで。俺は数年後にはドームでライブができるアーティストだから。」(ニュアンス)

この決意がやけに心に残った。

後半、少し落ち着いてしっとりした曲も入ったセトリ。「Hey,Rainy」だけは動画に残しておきたかった。画面を見ずになんなら踊りながら撮ったからブレブレどころかコアくんが画面に収まっている時間がほぼない動画になってしまったけれど、これは宝物だ。
天気雨の合唱もHinaさんが歌うものとはまた違った感情の曲になっている気がして、私はHinaさんとコアくんの関係が作ったこの曲が好きだから邪道だという気持ちもありつつ、これはこれでとても良かった。

アンコール。
とぅーとぅーとぅっとぅっとぅとぅるるー(A GREAT FOOLのイントロ)を永遠言わされた笑。ハードルがバチバチ上がってる中で彼は2階に現れた。序盤に、盛り上がったら2階に行くと冗談交じりに言っていた宣言の有言実行。まさか登れるとは思ってなかったからサプライズ大成功だった。
「A GREAT FOOL」からの「カミサマキドリ」。アンコールにしてハイライトかもってくらい楽しすぎてヘドバンで眼鏡飛んでくかと思った。これはマジで。


ライブは現実を忘れるための時間だと言う人もいるけれど、Novel Coreのライブは現実をより楽しく思うための現実だった。ライブハウスを出た時に感じる現実感は入った時に感じた緊張と横続きにあるものだ。

ライブしないと生きていけない。曲書けない日もあるしスタッフさんと喧嘩したりもする。
そう言いながら笑い、最前列で具合が悪くなった子に声をかけフォローをする。

今日という日は今日しかない。明日マイクを握れる保証も、また会える保証もない。そう伝えながら最後はまた生きて会いに来いよで締める。

Novel Coreは私と同じ目線の人間でどこまでもヒーローだった。

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