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フリーレンのアニメ塗りイラストの描き方講座好きなキャラを上手に描けるようになろう!【デジタル作画・アニメ塗・アニメイラスト 描き方 塗り方 徹底解説】

Youtube本編はこちら

勉強用完成データ配布はこちらから↓

挨拶


皆さんどうもお疲れ様です。

AIHARA STUIDIO の AIHARA です。

今回はこちら、葬送のフリーレンの、フリーレンをアニメ塗りイラストで描けるようになろう!という回です。

前回描いたこちらの小林さんちのメイドラゴンのトール様と同じように、アニメ塗りをマスターして原作に忠実にかけるようにするために、どのような事を気を付けたらいいのかをまとめた動画になっております。

今回は最後に修正の一部も含めて公開してます。

ではさっそく、どのように描いていくか目次を見て行きましょう。

念のため言っておきますが、こちらファンアートです。

こちらをほかの媒体や商品で使用するなどという事は決して無いようにお願いいたします。

ではでは目次はこちら。



まぁほぼいつも通りですね。

今回はよりデータの構成がわかりやすくしたいと思ったので、

3Dでレイヤー構成を紹介してますので、そちらも見どころです。

1_分析・観察

はい、前回の動画見てくださってる方はもうわかると思いますが、

まずは何より描くものをきちんと観察して分析することが大切です。


はい、前回の動画見てくださってる方はもうわかると思いますが、まずは何より描くものをきちんと観察して分析することが大切です。

結構僕はよく口を酸っぱくしてこれは言ってますが、「描く前に」です。

スケッチとりながらとかもすごく効果あるのでおすすめです。


とにかくしっかりと描く対象を見て行きましょう、今回も同様公式のキャラクターページから設定を保存して、しっかり見て行きましょう。

公式のTwitterからでも立ち絵の設定がダウンロードできますので、そちらも参照してみてくださいませ。

フリーレンの公式ホームページと、公式Twitterアカウントはこちらの動画の下の方の概要からURL貼っておりますのでそちらをご参照ください。

ではしっかり見てまいりましょう

今回は、色玉と呼ぶいわゆるキャラクターを構成する色をスポイトしやすくするために、こんな感じで作成してみました。パーツのどこがどんな色なのかわかりやすくするために赤線でパーツと色の関係性を引いています。

ホームページの画像だと少し解像度が低いので、正確な色ではないとは思うのですが、ちかい色にはなるので、こちらなるべく正確に色を選べるように事前にしっかり見て行きましょう。

あとこちら設定見て気がついたんですが、フリーレンの服の内側の上半身ですが、このボーダーの服が全面だけで、脇腹は白地の布になってるらしいので、ココ見落としがちなので気を付けて描いていきましょう。

今回のキャラデザを見てみると、特にめちゃくちゃ細かいパーツや、特殊な陰入れや色トレスとかも特にはなさそうなので、今回はシンプル、故に画力がごまかせないという印象です。

こういうシンプルなものは密度を上げるのが難しいので、上手い下手、似てる似てないが結構如実に表れるので逆に難しい。

ただ塗っていくハードルとかは低いのでそこは気持ちが楽ですね。

頑張って似せていきましょう。

2_完成データをまずは見て行こう


はい、サムネでも見ましたこちらの完成データを3Dで分割してみてみましょう。

データを開くとこんな感じ、PSDのレイヤー構成は右のこんな感じで上から順番になってます。

こうして3Dで見ると結構わかりやすいですね。

上から大ラフのレイヤーがグループでまとまってて、
 ラフレイヤー
 線画(動画)のレイヤー
 陰線・ハイライト線のレイヤー(非表示)
 裏塗レイヤー(非表示)
 HLレイヤー
 1陰レイヤー
 目の塗りレイヤー
 ベースカラー
 シルエットレイヤー
といった具合になってます。

構成事態はとてもシンプルな感じになってます。
アニメ塗りのイラスト描き始めた勉強には結構もってこいかもしれませんね。
こうしたレイヤー構成の理解をして、しっかりイラストを描けるようになっていきましょう。

では、構成がわかったところで、大ラフを見て行きましょう。

3_大ラフ(ポージング)

ポージングの模索のために今回画面のこんな感じで大ラフでそんなに描きこまないでポーズを出していきました。

ここは録画してなかったんですが、一点あたりが結構早いです。
全体のシルエットがわかるようにすすめていくのがポイントで、
サイズ感だけある程度丁寧に向き合っていきながら10分から15分、
できれあば5分くらいで全身を描いてます。

スケッチ感覚に非常に近いですね。

悩んだらポージングの資料見たり、デッサン人形とかいじいじしてみます。

ポーズ決定までに絵コンテとか指示書とかまったくない状態から30~40分くらいかけて4~5体くらいスケッチしていきながら決定できるといいなって感じですね。

今回は少し筆が乗り始めた左から四つ目ですね。

最後に描いた大ラフをベースにラフを作っていきます。

これは個人的にこうした方が親切だなって思うのは、

大ラフの段階で何パターンかだしたらその段階ですぐに担当のディレクターとかに確認とれるくらいには仕上げておくととても良いかなって思いますね。

ではポーズ決まったのでラフの作業に移ってまいりましょう。

4_ラフ作成

ではラフ進めてまいりましょう。

データサイズはA4の解像度は350dpiですすめてまいります。

大ラフでポーズはきまったので、その上から調整を加えながらパーツの位置を細かく決めていきます。おおよそ完成形が見えるまでゴリゴリ描いていきましょう。

この時もしっかり資料をみながら、パーツ抜けが無いかとか、頭身が間違っていないかとか、個数や本数が合っているかどうかなど、細かな部分をしっかりとチェックしていきましょう。

僕はラフの段階である程度影とハイライトの位置がわかるようにしていきます。

時間がない時は線だけラフで出していくのですが、じっくり描けるときはそのように対応していきます。ざっくり裏塗とかもできるといいですね。

全体の印象がわかるまで落とし込めたらだいぶいい感じです。

こんな感じでラフは完成させていきましょう。

はい、こんな感じでラフは完成です。

線画に入って重要な部分を仕上げていきましょう。

5_線画(動画)

では線画進めてまいりましょう

ラフもおおよそ出来上がっているのでね、そのまま一旦描き進めていきましょう。ポイントサイズは5~9とかで描いてます。

A4サイズ350だと線は大体このくらいがマストな感じが個人的にしてます。

絶対このポイント!っていうのは基本的に決めないほうがいいとは思いますが、サイズと解像度にたいしてある程度目安を設けるのが良いかなと思います。


線画まではなんかしっかりしてる感じするなって思うんですけどいっつもベース塗ったらのっぺりするんでそれはもう仕方ないんで気にしないのが良いっすね。

完成したあとにのっぺり感が残ってたらこれはまずいので修正しましょう…。

というか原因を調査してしっかりと改善していくと良いとおもいます。

頑張って描いていきましょう。

完成はこんな感じ。

まだまぁまぁめっちゃ変な感じはないっすね。

では影とハイライトの指示を入れるための線を作っていきましょう。

6_陰線・ハイライト線・色トレス線・裏塗


ちょっと面倒ですけど裏塗したらもう少しここに陰落としたいなーとか、全体の感じをくみ取りやすいので、そんな風に進めてみてます。


デジタル作画の強味ですね。

全体描き進めていきましょう。

完成形はこんな感じ。

ここまでくると毎回思うんですが、やっぱアニメ原画っぽい!!って感じになって結構テンションが上がります。


では次はベースカラ、塗っていきましょう。

7_彩色・ベースカラー
ベースカラー進めてまいります。

一旦さっきまで描いた影線とハイライト線と裏塗のレイヤーは非表示にして、線画の状態にして新規レイヤーを作成。

線画の下にレイヤーをもってきてそこにベースカラーを塗っていきます。

分析の時に作っておいた色玉から、パーツを参照しながら塗りまちがいのないように、しっかりと塗っていきましょう。

Photoshopのバケツツールあんまり制度が高くないので、はみだしや塗り残しに気を付けて進めていきます。

そんな感じですべてのパーツに色を載せたら完成です。

完成はこんな感じ。

この段階だとのっぺりしてますね。

では陰とハイライトを指示に沿って塗っていきましょう。

8_陰・ハイライト

では、陰とハイライトを入れていきます。

新規レイヤー作って塗っていきましょう。

ファンアートであればバケツツールでガシガシ色のっけていっても、

はみだしとか塗り残しに気を付けておけばそこまで大きく印象が変わることないのですが、商品だったら陰とハイライトと色トレスを彩色する際はパスで綺麗にラインを作ってから塗ることをお勧めします。これは前もいいましたね。

陰入れの時にレイヤー間違えてたりしたらすごく大変なので、レイヤーはしっかり確認して塗っていきます。

完成はこんな感じ。

もうほぼ完成ですね。

9_修正

はい、なぜ今回修正を入れたかというと、

フリーレンの顔、こちら見ていただきたいんですけど、

ちょっと2000年代初期みたいな感じの顔になっちゃってて、

なんか、似てないなって感じです。

ちょっと目がデカすぎるんですね。

参考見てみるとそこまで目は大きくないので、これを修正していきます。

今回紹介する修正の方法なんですが、一番上のレイヤーに修正グループ作ってそこにレイヤーを敷いて、上から修正するパーツ部分を上書きしていく感じのやり方です。

これお仕事の納品データではあんまりおすすめしないので、同じ方法で形をとってから、本データのレイヤーで再度清書するようにしましょう。

ファンアートとか、これがじゃあ仮に厚塗りとかになったら結構おすすめの修正方法です。

ここからいろんな修正の手法に切り替えられるので、基礎の一つとしてこちら頭にいれておくといいかなとおもいます。

で、修正した完成がこちら。


んーまだ微妙なんですが、まぁまぁ趣味の範囲ならいいかって感じでおさまりました…。

初めて描いたのでまだ少しなれてないので、もう少し練習して顔を似せられるようにしたいなと思います。ちょっと調子悪かったなぁ今回。

次回また頑張りたいとおもいます。

いったんフリーレンはこれで完了です。

では最後にこちら。配布についてです。

10_勉強用向け完成データの配布について

今回も勉強用の完成データをFANBOXで配布しております。

高画質のPSDデータをこちらのページで配布開始してますので、是非今後勉強しっかり進めたいって方はこちらから、ダウンロードして勉強に是非使っていただけたら嬉しいです。

この動画をテキストにしたブログも更新してるので、是非こちらも参照しながら見てみてくださいませ。ブログの方は無料で見れますんでね。是非是非ご活用くださいませ。

はい、こんな感じでいったん今回はフリーレン完成という事で、
動画のほう終わりたいと思います。

Youtube動画の更新を最近がんばってます。

いいねとチャンネル登録していただけると励みになりますので是非ともよろしくお願いいたします。

では次の動画でお会いしましょう。

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