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【9期連続非減配】AGC(5201)は買い時か?今後の見通しと買い時を考察!

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こんにゃちは、まぬるねこ🐱です。
本日は赤字でも配当を出し続け9期連続非減配 AGCの銘柄分析記事です!
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免責事項

-この記事は具体的な銘柄情報や筆者の指値目安などが含まれますが、購入推奨の意図はございません。


1. 銘柄概要

銘柄分析シート

銘柄コード: 5201
企業名: AGC株式会社
上場市場: 東京証券取引所プライム市場
業種: ガラス・土石
時価総額: 9,989億円(2024年8月現在)

2. 事業内容とビジネスモデル

主な事業セグメント:

  • ガラス事業: 自動車用ガラス、建築用ガラス、ディスプレイ用ガラスなどを製造。自動車業界ではトップクラスのシェアを誇り、建築用ガラスでは高い耐久性と環境対応性が評価されている。

  • 化学品事業: 塩ビ、フッ素樹脂、合成樹脂などの製造・販売を行い、特にフッ素化学製品で世界的な競争力を持つ。高機能化学品の開発にも注力しており、医薬品や電子材料分野でも成長を見込んでいる。

  • エレクトロニクス事業: 液晶ディスプレイ用ガラスや電子材料を製造。スマートフォンやテレビの需要拡大に伴い、ディスプレイ市場での存在感を強めている。さらに、次世代半導体向け材料の開発も進行中。

  • セラミックス事業: 環境技術や高機能材料に特化した製品を提供。特に、耐熱性や化学的安定性が求められる分野での需要が高い。

収益構造:
売上高の大部分をガラス事業と化学品事業が占め、特に自動車業界や建築業界向け製品が主要な収益源。エレクトロニクス事業も成長を牽引しており、次世代技術への投資が収益の柱となっている。

ビジネスモデルの強み:

  • グローバル展開: 世界各地に生産拠点を持ち、安定した供給体制を確立している。地域ごとのニーズに応じた製品供給が可能であり、アジアや欧米市場での強固な基盤を有する。

  • 技術力: 長年にわたり培った技術力により、高品質かつ高性能な製品を提供。特にエレクトロニクス材料や高機能ガラスでの技術革新が強みとなっている。

  • 多角化: ガラス、化学品、エレクトロニクス、セラミックスといった多岐にわたる事業ポートフォリオを展開。リスク分散と収益の安定化を図り、長期的な成長を目指している。

海外展開の状況:
アジア、ヨーロッパ、北米市場に強固な市場基盤を持ち、特に中国やインドなど新興市場での成長が期待されている。海外売上比率も高く、グローバル企業としての地位を確立している。

3. 財務状況の詳細分析

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