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コラム「俺の高配当予想術」#002

先日、ボートレース桐生で開催されていた「ヴィーナスシリーズ第2戦第40回群馬テレビ杯」開催4日目予選最終日(4月23日)の2Rにおいて、3連単③ー④ー① 74,340円(107番人気)を的中することができた。

今回は、実際にこのレースに狙いを定めて展開予想をて的中に至ったプロセスを紹介していく。


1号艇 山下夏鈴  B1
勝率 3.28(3) 機力C スタートC 実力C 逃げ

2号艇 西橋奈未  B1
勝率 6.21(1) 機力A スタートA 実力A 捲り

3号艇 渡辺千草  A2
勝率 5.73(5) 機力B スタートB 実力B 差し

4号艇 石井裕美  B1
勝率 4.29(6) 機力B スタートC 実力C 差し

5号艇 倉持莉々  A2
勝率 5.51(2) 機力C スタートB 実力B 捲り差し

6号艇 出口舞有子 B1
勝率 5.58(4) 機力B スタートA 実力B 差し


選手間の実力差が大きく、本命決着が多い女子レースにおいても常々高配当のチャンスを探している俺は、この並びを見た瞬間に高配当の気配を色濃く感じた。

上記の簡易出走表の内容を簡単に説明しておくと、上左から、枠番/選手名/級別、下左から、勝率/(単勝人気)/機力評価/スタート評価/実力評価/1Mの戦法(予想)となっている。

級別と勝率をベースにして予想をするファンは多いが、俺の場合は、この2点に頼って予想をすることはまずない。むしろほぼ気にすることはない。

では何をもって展開予想をしていくのか?

まずは、機力評価をアルファベットのA>B>Cを用いて強弱を付け、パワーバランスをイメージする。このレースでは3日目までの気配から機力最上位と見ていた2号艇の西橋奈未をA評価として、1号艇の山下夏鈴、5号艇の倉持莉々は機力劣勢と見てC評価に。その他3選手は明確に劣勢ではないものの目立つことのない気配と見てB評価としていた。

次にスタート評価だが、選手個々のスタート能力や平均スタートタイミングなどの情報から強弱を付ける。しかし“ボートレースのスタートは水もの”とあるトップレーサーが話したこともあったように本番でどのようなスリット隊形になるのかは不確定な要素でもあるため機力ほどの重要視はできないところもある。

さて、ここまで状況が整理できれば、最後の仕上げに“選手特性”を加味して展開予想をしていく。

最も重要なポイントとしていたのは②西橋奈未の選手特性だ。この選手はとにかく、握って攻める傾向が強い。機力に自信のあるここもなおさら、握って攻め立てると見ていた。

そして①山下夏鈴は負けん気の強さで捲られまいと断固として捲りを突っぱねるだろうとも予想。そうなれば、③渡辺千草が持ち前の冷静な捌きを発揮しておいしく差し抜ける展開だ。

そして実際に購入したフォーメーションが③-①②④⑤-①②④⑤。

展開予想がピッタリハマり、攻めた②西橋に①山下が抵抗。流れた内を差した③渡辺と④石井が差して浮上する結果となった。

機力と選手特性から展開(スジ)を予想することで手にできた高配当だったと言えるだろう。



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