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「B2の6号艇を無条件で消してはいないか?」俺のコラム #015

先日仕留めた高配当を今回は振り返る。

7月15日ボートレース若松で開催されていた「中間市行橋市競艇組合施行51周年記念競走」 の5日目(準優勝戦開催日)第3レース。3連単の結果は③⑥①で3連単配当は45,450円で、これを俺と同じくして取ってくれた兄弟も多かったためまだまだ記憶に残っている事だろう。今回はそのレースの予想について振り返る。予想の経緯を知ることが今後の予想に必ず活きる場面があるはずだ。

今回の予想の理論はよく通用する方法でもある。再現性がかなり高いとまでは言わないが、高配当を狙う予想をするための引き出しとして持っていて損はないはずだ。

該当レースの番組はこう。

①永田義紘B1 ②志道吉和B1 ③大庭元明A1 ④竹田辰也A1 ⑤深川和仁A1 ⑥守屋大地B2

①③④や①④③そして、③①④辺りが3連単の上位人気。実力上位の③大庭や④竹田がいるが、イン有利に①永田の押し切りもありそう。そんな大衆が迷う様が浮かんでくるような人気割れをしている配当が並んでいた。

このレースで目を付けていたのは他でもない⑥守屋だ。もし時間があれば、この開催のリプレイで2日目6Rの⑥守屋の走り、特に2周2Mで③④の2艇をごぼう抜きにした差しハンドルを見て欲しい。

このレースを見た瞬間に「今節は守屋を追いかけるべき」と気付いたことで、5日目にこの配当にありついたのだ。少し詳しい者がレースを見ればピンとくるはずだが、この2Mの差しハンドルは出足がなければ出来ない技だ。

引き波に捕まることもなく、やや強引に舟を向けた鋭角の差しハンドルで切り裂くようなターン。ターンの出口からも加速し、差して捌いた③④を置き去りにしたのだ。

この◎が付く出足があれば、道中の接戦にはめっぽう強く、1Mの混戦も抜け出しやすくなる。B2級で人気を集めにくい⑥守屋にこの出足があった。「下位人気の選手に、上位の足」この組み合わせは高配当を狙って予想する穴党にとっては黄金の組み合わせだ。

この経緯があって、今回の5日目3Rの予想をした。予想の入り口は「⑥守屋の2・3着」だ。アタマは①永田?とも思ったが、③大庭・④竹田が伸び寄りで強めの足色だったことから、最終的には後者を取った。

となれば、フォーメーションはすぐに決まる。③④-⑥ー全をメインに、③④ー全ー⑥を押さえにした。狙いはハマって見事的中となった。“B2の6号艇”という条件で見向きもしない者は取れない舟券だ。


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