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「SGグランドチャンピオンで高配当を狙うポイント」俺のコラム #011


6月23日から「SG第30回グランドチャンピオン」がボートレース宮島で開催される。この大会は、前年のSG戦線で最も活躍した選手が集結することから、“SGの中のSG”との異名も持つ。今回はそのグランドチャンピオンで高配当を狙う予想をするためのポイントをお伝えしよう。

イン有利

まず念頭に置いておきたいことが、紛れもなく“イン有利”であることだ。予選でたった1回の1号艇は最大の勝機。腕利きのトップレーサーが必勝態勢で臨むイン戦は一般戦のそれとは訳が違う。スタート能力も均衡しており、平均スタートデータなどで凸凹のスリット隊形を予想して言い当てることは不可能に近い。

インが敗れやすい条件

加えて“イン強し”の宮島水面だ。高配当的中には“インが敗れやすい条件”を見つけて狙い撃ちにしていく必要がある。その条件として挙げられるのが“気象条件と調整のミスマッチ”だ。気温や湿度の変化でモーターパワーは変動する。条件に対応できていなければ、起こしが付いてこずスタートで遅れる、出足が低下し1Mで座り込む、などがよくあるケースだ。「合ってない」「パワーがない」「調整の幅が狭い」とコメントしている選手が1号艇の場合は疑ってもいいだろう。

前付け選手に注意

そして、穴狙いの定番、前付け選手がいるレースもインが敗れやすい条件だ。インの鬼・深川真二がいるレースは常に要警戒。吉川昭男・前本泰和も内寄り志向で進入を掻き乱す場面は多くなるだろう。松井繁・守田俊介・吉川元浩・白井英治らも条件によっては積極策に出るため注意しておきたい。これらの選手がスロー勢の起こし位置を深くしたレースは、外からの捲りを狙えるチャンスだ。

外からの一撃

ここで合わせて抑えておきたいのが、外からの一撃が得意な選手だ。今垣光太郎の3カドアタック、行き足から伸びを強化する直線仕様が得意な坪井康晴・湯川浩司・坂口周・稲田浩二・桑原悠あたりは常にその足色・機力を注視しておきたい。これらの直線を武器に攻め込む選手も穴になり得るが、大穴となるのはその外の“差し”ということも忘れずに。

攻め手の外を狙う

穴党が狙うべきは、攻める選手や機力がいい選手のその外なのだ。ちなみに、この「攻め手の外を狙う方法」は“逃げの好配”にも応用できる。イン逃げ→センター勢(③④号艇)が伸びて捲る→アウト勢(⑤⑥号艇)が差して、①ー⑥=⑤で決着する万舟などのケースがそれだ。僅かな隙を狙う難しい舟券にはなるが、SGで狙って獲る高額配当の喜びはひとしおだ。

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