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コラム「俺の高配当予想術」#005

ちょっと前の話になるが、ボートレース若松「ヴィーナスS第3戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」初日(4月30日)12Rのドリーム戦の俺の予想(非公開)を参考に、今回は高配当予想術に触れていく。


このドリーム戦は、その節の優勝候補である実力者がズラリと名を連ねていた。

①大山千広
②日高逸子
③田口節子
④清水沙樹
⑤渡辺優美
⑥高田ひかる

当然、圧倒的な注目を集めたのは①大山だ。G1・SGの記念戦線へと活躍の場を拡大しているだけあってひとたび女子戦に入ると、最高峰の舞台で揉まれた走りで1着を量産する。その①大山のイン戦が人気をしないわけがない。全国のファンが絶大な信頼を寄せていることはオッズからも見て取れた。

ただ、そんな人気をよそに、根っからの穴党である俺は「ここは穴があくだろろう…」とワクワクしたものだ。その予想は、若松で2連対率ベスト5に入るパワーモーター47号機④清水の捲り一撃だ。

この日の前半戦も6コースから3着に入線し、その気配は上々だった。そして後半、12Rドリーム戦は4枠での出走。抜群のスタート能力を持つ④清水にとっては最高のポジションだ。ちなみに④清水の期別平均スタートはコンマ14と高水準。そして4コースに入ればコンマ11にまで平均スタートが早まる特徴(コンマ11)も合わせ持っている。

機力と選手特性(スタート能力)とコース(4カド)、この3要素から④清水の4コースカド捲りで勝負することに決めた。となれば、捲られて苦しい態勢となり失速する内艇よりも、捲りに連動できる外を絡めた“スジ舟券”が狙いになる。そうして俺は④ー⑤⑥ー全の計8点で勝負した。


そして迎えたレース本番。4コースをカドにした④清水がコンマ09のトップスタートを決め、グイグイと伸ばし、1Mまでには内3艇の前を絞り、捲ってねじ伏せた。そして⑤渡邊もこれに連動する態勢に。スリット隊形~1Mの展開。全てが予想通り、会心の一撃!のはずだった…。


しかしここで誤算が起きた。


連動を狙った⑤渡邊が僅かな迷いから隙を見せ、④清水に捲られたはずの②日高が巧旋回で2着に浮上。2Mで態勢は決して結果は④-②ー⑤・3連単は16,450円となり俺の④ー⑤ー②(万舟)は幻となった。

失敗の要因は4カド捲りのスジ(④ー⑤⑥ー全)に囚われ過ぎたこと、開催初日ということもあり⑤渡邊の出足の脆さを見逃していたことだ。ここは、「④ー⑤⑥ー全」の“4カド捲りのスジ狙い”を「④ー⑤⑥=全」にするのがベストだったと言えるだろう。つまり、スジから2,3着を折り返して点数を増やす場面も想定する柔軟さが必要だったと今なら思える。なんにしてもこの予想を兄弟たちに提供せずによかったと胸をなでおろしたわけだ。

大事なのは、こういった教訓を必ず今後に活かすこと。俺はこれを積み重ねて日々パワーアップしている。



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