ツユクサ:露草
Commelina communis
道ばたの少し湿ったところに群生する丈の低い草。花びら3枚の内2枚が青色、雄しべ6本のうち3本が目立ち、虫を呼ぶように進化した。夏~秋の朝露の間だけ開花するので露草という。花の色素は水に溶け、友禅染めの下絵を描く染料となる。若芽や葉は食用になる。日本全土、中国、朝鮮半島に分布。オオボウシバナという大花の変種がある。ツユクサ属。
ポイント
葉は円形で、先がとがる。
6本ある雄しべのうち、上部のものは花粉を出さず、下部の3本が花粉を出す。
全体に毛はない
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