COMITIA130雑感

24日にCOMITIA130に参加してきました。
サークル参加です。
会場から送った荷物が届き、これで今年のイベント参加が終りました。
昨日を振り返り、雑感などを綴り気持ちの整理をしようと思います。

COMITIAに参加するということ

私のサークル活動についてちょっと語ります。ちょっとだけ。

学生時代、仲間で始めたサークル活動。その後個人サークルという形で
関西を中心に、年に数回COMITIAに参加してきました。

初めてCOMITIAに参加した時は、東京流通センターでしたね。
関西に比べるとサークルの多さ、人の多さに驚いたものです。
しかし人が多くても見て貰えるわけじゃないんですね、
心折れること数知れず。数知れずです。

それなのに、何故私はCOMITIAに参加するのでしょう？

移り行く時代の流れ

その昔の話をします。私がイベント参加を始めた頃の話。

ネットはまだ普及していません。
イベント当日、パンフレットを購入して、お目当サークルが参加
してるかチェックして、スペースに訪れ、新刊の有無を初めて知る。

そんなだったんですよね、その昔は。

サークル参加告知などは、ペーパーに記したものです。
次回参加は○○の予定。…といった具合に。

時代は流れ、現在です。
もはや周知の様にSNSで発信ですよね。
サークル参加、配置場所、新刊の有無など。
事前に告知して、買い手側も全て知ることができます。

便利なものだねぇとつくづく感心しちゃう。

今やデフォルト、スタンダード

というわけで、お目当サークルを事前にチェックして、
新刊の有無、値段もチェックして。
当日はスマートに会場を回る。

これがデフォルト。これがスタンダードなのか。

そしたら…その後は？もう帰るだけ？
未知なる本との出会いを求めて会場を回る…というのは、
どのくらいなら可能だろう。

昨日私は一人でCOMITIAに参加しました。
一人なので、事前にチェックしたところを回るだけでした。
それでも移動に時間がかかりました。
１階から４階へはスムーズでしたが、降りるのは外のスロープから。
これには閉口しましたが…仕方がありません。

広い広い会場を、見て回るのは無理ですね。

無理です。（言い切った）

悲喜こもごも振り返って

一人ぼっちの参加でしたが、嬉しいこともありました。

お友達サークルさんに会える嬉しさよ。
お喋りしたりできるのはイベント参加の醍醐味です。
twitterでやりとりも楽しいけど、これは格別ですよ。

フォロワーさんと初対面。これもイベントならでは！
初めてお会いするのは、ちょっぴり緊張、ドキドキ。
でも嬉しい。会いに来てくださったことが嬉しい。

お馴染みの方が来て下さる嬉しさ。
新刊買って頂きなお嬉し。東京へ赴いた甲斐があります。

そして事前にチェックしていた本を買えること。
COMITIAでしか手に入らないのですから。
通販という手段もありますが、直接声を掛けられるんだから
やっぱりイベント参加でなくっちゃあね。

その様な嬉しいことがあった半面、悲しいことも。
（ここから負のターン！）

サークル側は配置場所についてはどうしようもないですね。
今回も谷間でしたよ私。
つまり両隣のサークルが賑わい、谷間の私はロンリーってやつ。

これまでにも何度も経験してますが、悲しい気持ちになっちゃうね。
こればっかりはどうしようもありませんね。

今後どうするか　結論

悲しくなったというのなら、もうCOMITIAに参加しない？

そんな気持ちになることもありますとも、正直言って。
でもまだ止めません。また来年５月に参加したいと思います。

懲りないねぇって思われます？
でも考えてみて気付いたんです。
かつては本を作るのが発表する場だった。
今ではネットで発表することができる。
ではイベントに参加する意義とは。

COMITIAは本を頒布する場で、売れなくてショボーンの図に
なってしまいがちなんだけど。
本を売るのが目的ではないはずよ。絵を、マンガを見て貰い
たいんでしょう？

私は絵を描くのが好き。マンガ描くのが好き。
だから私が描く絵をマンガを見て欲しい。
ネットで公開します、本を作ってイベントで頒布します。
どうぞ見て下さい。
こういうことよね…ここはブレてはいけないわ。

好きで楽しんで描いてるイラストやマンガなので。
イベント参加してあんまり売れなかったショボーンって
なることもありますが（これからもね）
懲りずにまた参加しますよCOMITIA。

というわけで、昨日のCOMITIA130楽しんできました。
ん？欲を言うならもうちょっと新刊が売れたらなぁ。
隣どころか回り全部の芝生は青々していて羨ましいことこの上ない。
良いなぁ、羨ましいなぁ。って思いますとも。

それでも。それでもまだ懲りてない。へこたれてない。
また来年、行きますよ行きたいですよCOMITIA。