2021.1.18

はじめまして。
インディーズシンガーソングライターのMANNEQUIN MONTAGEです。
自分の新たなスタイルを切り開くため、このようなエッセイ方式の記事を書くnoteを作りました。
よろしくお願いします。



2021年が始まって２週間ほどが経ち、日本だけでなく世界は相変わらず苦境に立たされている。
知人のシンガーはこれを機に音楽活動から足を洗うことにしたらしい。
僕は今年の夏に東京・横浜・大阪の三大都市ツアーを行う予定ではいるが、正直どうなるかまだわからない。

実のところ、モチベーションが下がってきているのも事実。
僕が夢見た淡いロックンロールドリームは、もはやこれまで以上に遠い遠い存在、それどころか完全に過去のものになってしまった。

セックス、アルコール、ロックンロール、、、

今の世界ではもはやこれらは不要不急なのだろう。
音楽の本当の力が試される時代がはじまってしまった。
僕はそれについていけるのか？と自問自答の日々。


昨年、2020年は我ながらよく働いた。

勝手ながら音楽活動10周年と銘打ち、様々な音楽作品をリリースした。
それと同時に、今年リリース予定の作品のレコーディングも8月ごろから年末のギリギリまでやっていた。

ライブが出来ないなら作品を作ればいいじゃない。
マリー・アントワネットよろしく、僕は自宅部屋の「なんちゃってスタジオ」にて、来る日もくる日もフェーダーを上げ下げしていたのである。


ライブも好きだが、やはり僕は作品を作る方が好きなのかもしれない。
作品作りに全力を注ぐということは、以前のバンド形態では中々難しかった。
今はソロミュージシャンであり、幸運な事にある程度の楽器を1人で演奏出来るし、作詞も作曲も出来る。
ここぞとばかりに、今までの怨念(?)を晴らすべくレコーディングを続け、作品をリリースしまくった。

とは言ったものの、実は今年になってから、まだレコーディング及び曲作りはスタートしていない。

12月に自分のレコーディングと共に、人の楽曲制作の手伝いを詰め込みすぎた事により、さすがの僕のキャパも超えてしまった。
今月も割とスケジュールは詰めていたが、その分を去年の内に終わらせて、今は割とゆっくりしている。

買うだけ買って放置していたレコード、ダウンロードするだけして放置していたSpotifyにあるアルバム、録るだけ録って放置していた映画、ドラマなどを今は消化しているところ。

そんな感じで新年から２週間ほどが経ち、少しずつ次の作品のイメージが浮かんできたかな、といった今日この頃。

モチベーションが下がってきた、と前半に書いたが、言いたいことは山のようにある。

今のような時代に生きていると、言葉やメッセージは鬼のように頭に浮かんでくる。
これがある限り、僕は音楽を続けていくのかな？となんとなく考えている。
伝えたい事がなくなった時が、本当に音楽を捨てる時なのかも。

2021年が始まってまだ日数はそんなに経っていない。
もう既に言いたい事(≒文句)が音符に乗りそうだ。


MANNEQUIN MONTAGE リリース作品

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