This Love Doesn’t Have Long Beans (2024)タイBL ★★★★
写真はhttps://www.episodate.com/tv-show/this-love-doesn-t-have-long-beansから引用
あらすじ
モデルやレストランの食いレポなどをしているプラワーン(25歳)はアパートでの生活ができないくらい困窮し、理学療法士の友人の家に居候。そんな時、気難しいイケメンシェフによる超人気店のガパオレストランが後継者を募集。かねてからそのレストランは地上げ屋がコンドミニアム建設のために買い取ろうと画策しており、その防御策としての募集だった。グルメ好きでお金に困るプラワーンは地上げ屋と結託し、なんとかして後継者になろうとするが、、、
感想
全く期待せず見始めたけど、とても面白く一気に見てしまった。タイ料理のレベルの高さにも興味が湧いたし、最後の1名の後継者になるまでのイカゲーム的なディストピアがグルメの花園で展開される、その友情にも心撃たれた。
主役のプラワーンとオーブのケミはとても良い。プラワーン役のPonってもう29歳なのね。童顔。Gen Y the seriesで見た記憶あり。半ズボンが似合う少年。
今回は一貫して猫背で姿勢が悪く、これでモデル??っていう感じなんだけど、その姿勢の悪い感じも含めてかわいかった。オーブ役のSailub Hemmawich Kwanamphaiphanもイケメンでエロさも際立ち、カリスマシェフっぽく、とても良かった。
何より、このドラマ、全体的にNCの映像が程よくハードできれいだった。それはオーブのおかげかなと。
サブカプ役のJJとメタスも良かった。最初の出会いでこのカップル相性良さげで、絶対リハビリ系の絡みで急接近するパターンだと予想していたらその通りだった。とはいえ、メタスがあそこまで心酔していくとは思わず、おもしろかった。確かにJJは交渉力が巧みで、人間的にも魅力があって、優しいし、そばにいたくなっちゃうよね。
プラワーンもJJも、強い相手に守られる弱い「受け」じゃない感じが良かった。弱小国が強国を倒す時はこういう戦術よね、と言うジャイキリ王道路線。2024年のドラマらしく結婚を絡めてくるのも社会の意識変革を促すBLならでは。
オーブはちょっと最後の方は意地悪だったかな。素直に「会いたかった」「寂しかった」っていえばいいものをカッコつけて。そういう意味ではメタスの方が良いかも。まあ、プラワーンの「主人に捨てられた子犬」の嘆き演技がかわいく際立っていたからよしとしよう。
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