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Pit Babe the Series (2023)タイ BL ★★★★

あらすじ
負けなしのレースキングPit Babeにある日、レースの後の更衣室で、チャーリーという青年からレーシングカーを貸して欲しいと頼まれる。レーサー志望のチャーリーは「お金がない」と言う理由でファンであるチャーリーから借りようとする。チャーリーは肉体関係を引き換えに車を借りるチャンスを得る。しかし、そのチャーリーには実は別の「計画」があった。

感想
役者 ★★★★★
娯楽性 ★★★★
迫力 ★★★★
ストーリー ★★★
CPケミ ★★★
NC ★★★
音楽 ★★★
演出 ★★★

なかなか評価が難しいドラマ。謎解きの楽しさもあり、ハラハラもあり、かっこよさもあり、十分におもしろい。きっと人気があるのでは?
ただ、展開が突飛でついていけないところや、映像の統一感を含め、ちょっと編集や演出に違和感があった。Pit Babe uncutなら逆にもっとおもしろいのかな?

登場人物が多いけど、ドラマに影響を与える形で女性が全く出てこないのがおもしろいと思った。アルファ、ベータ、エニグマと言う性別が出てくる。このアルファって一体どういう意味なのか最後まで分からなかったんだけど、「男」ってことであってる(それともゲイ?)エニグマは超能力者ということなのかな?それとも「両性具有」的な人のことなんかな?

私が脚本家だったら、トニーをバナナフィッシュのディノ・ゴルツィネっぽく描くかなあ。そしてもっと残虐にする。Babeは一番のお気に入りのお稚児さん。ケンタはディノに愛されたくてがんばるんだけどダメで、それで最後は殺す。みたいな。最後に突然バイオレントな展開になるけど、それなら最初からそうすればいいものを・・・と思う。

とはいえ個性的な役者が多く、役者の体当たりの名演技を見るだけでも意味がある。Change2561にはいい役者がいっぱいなのはよくわかった。
特に主役のBebe役だったPavelは本当にすばらしかった。彼の泣きの演技、迫力がドラマを一定の成功に導いたと思う。ルックスもカリスマ性があり、とても良かった。

ガパオドラマでメインCPだったSailubとPonはここではサブCPで登場。この2人は本当に見ていて心が和む良いCP。ガパオでサブCPだったBenzとGarfieldはこのドラマでは絡みなし。Garfieldは今回はケンタ役で難しくておいしい役どころ。今後も楽しみ。その後のファンミとかの盛り上がりを考えると良いドラマなのだろうと思う。
ストーリーもとても凝っていて、カーレース特有の迫力もある。
やはりレーシングスーツはそそる。

あと、メインCPの相手役だったCharlie、キャスティングミスじゃないかな?メガネのやさ男を選ぶのは「あり」だけど、Pavelとのケミが弱い。もっと厚みとカリスマ性と演技力がほしい。弟役のPonが実年齢でかなり年上で演技力もある実力派なので、余計に演技がうまくないのが目立った気がした。20代半ばくらいの役者さんから選んだ方が良かったかも。

実際、Pavelの相手役を選ぶのは難しそう。まあもうこのCPでいくんだろうと思う。

このCPで良かったのは、Babeが「受け」だったことかな?「受け」のPavel本当にすごいエロかった。

改めて思ったのは、こういう系統のタイBLならKinnPorsheが一番好きだなーということ。ドラマの映像のクオリティ、展開、音楽、全てすばらしい。MileApoのCPは神。うまくいかなくなっちゃったけど、BibleとBuildも良かった。

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