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「君の運命のヒトは僕じゃない」〜恋心の矢印の考察〜

「きーみのっうんめいのひとーはぼーくじゃない〜♫」
小3娘がたびたび歌う。
クラスの男子たちがよく歌っているという。
…将来この歌に涙することが無いよう祈るよ。

あんまり何度も歌われると、頭の中でぐるぐる回り始めてしまう。
そして、夜中に原曲を聴きたくなったりするのだ。

YouTubeで公式の動画を観る。
きゅーん。せつない…
こういう関係。

A♡→B

AさんからBさんへ伸びる矢印。
そして。
BさんからAさんへ向かう矢印は無い。
…せつなすぎる…!

悶絶しながら、ふと考えた。

A←♡B

矢印の向きが逆。
この時、Aさんが、同じことを言ったら…?

BさんはAさんに恋心を打ち明けたのかな。
それに対してAさんは。
「君の運命のヒトは僕じゃない」

…せつない! 今度はBさんがせつない。
なんだよ、その振り方は!詩人か!
Bさんの友人のCさんが怒るよ!?

A←♡BーC
A←💢C

(テキストで表現すんの難しいわ)

まてよ。
Bさんの恋心を知らずに、「キミとはそういうことは無いよね、あはは」って感じで言ったのかも!
うわーん。
どっちにしろ、Bさん泣くし、Cさん怒るわ。

じゃあさ、じゃあさ、どっちも何とも思っていなかったらーー?

A    B

そもそも、そんなことを言うシチュエーションなんて、なかなか無さそうだけど。
「あ、そうですね。」
「あはは。」
ってなもんか。
ま、そこから意識し始めちゃう♡という可能性はあるかもだけど。

じゃあ、このケースで、AさんがA←♡Bだと誤解していた場合。
「こまっちゃうな〜」ってな感じ?
…イタい。イタいよ!Aさん。


…と、ここまでの諸々を、夫に話してみた。
「はぁ。」
「ほー。」
と、どうでも良い感じで反応する彼であったが。

A♡→←♡B

この関係の可能性について話すと、きらりと目が光った。
「…まんがだ。」
「そう!まんがだよぉぉ!!」

お互いに好きなのに、Aさんは、Bさんは自分に気が無いと思ってるの。
きゅんきゅん♡
…んもう、じれったい!
はやくくっついちゃえー!!

「君の運命のヒトは僕じゃない」。
妄想を広げる、パワーセンテンスでした。

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