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ヒーローズカップ2020 優勝しました ①

遅くなりましたが、2月22日(土)、23日(日)の2日間、横浜市保土ヶ谷ラグビー場で開催された「第12回ヒーローズカップ」に長男が所属する八尾ラグビースクールが参加し、優勝を遂げることができました。
初出場初優勝の快挙です。
大会のことを私なりにレビューしてみたいと思います。

大会前の状況をおさらい

【自信にしていた要素】
・ 大阪府ではここ数年無敗
・ 関西でも芦屋ラグビースクールに敗戦しただけ(2勝2敗)
・ 過去の大会と比較してもハンドリングスキルは高いレベル、フォワードの仕事量が素晴らしい(かつリザーブのフォワードも充実)
【不安要素】
・10月までは交流試合や協会主催試合でも圧勝続きであったが、ドコモカップやヒーローズカップ関西大会では肉薄される試合が続いた
・関東のチームで目立つ大型選手への免疫が低い
・大人が全国大会未経験

こんな前提条件があり、ヒーローズカップ関西大会~全国大会までは試合を組まずに本番に臨みました。
移動は前日お昼から。小学校は早退または欠席してもらい、コロナウイルス感染がにわかに騒がしくなる状況で新幹線で移動しました。

1つめの分岐点(宿舎)

関西大会を勝利し、決勝大会進出が決まったのが決勝大会の1か月前。
開催地が保土ヶ谷に確定し、横浜での宿泊ということになったわけですが、土地勘が鋭いわけでもなければ、旅行会社勤務の方がいるわけでもなく、なおかつ3連休という悪条件でした。
ヒーローズ側から斡旋があると聞いていたので、その結果を待つと条件的にあまり良いものではなかったので、主任コーチが鋭く動いて車で15分弱のホテルを確保。この判断が非常に良かったです。
移動にかかる負担が最小限に押さえられ、ストレスなく会場入りができました。
(ヒーローズ側から斡旋された宿舎は車で40分近くかかるということを他チームから後で耳にしました)

2つめの分岐点(会場到着~開会式)

初日は10時20分~の開会式に対し、8時30分に会場入り。
大阪府のスクール大会など、多くのチームが集まる環境には慣れていますが、1チーム20名超は大所帯の大阪と違って、50名近いメンバーが在籍する関東のチームが複数いる状況は子どもたちにとっては未体験でした。
数で圧倒される→空気にのまれる→借りてきた猫のようになる、の悪循環は避けたかったのでグラウンド入り後、早めに「遊ぶ」ことを助言しました。
結果、子どもたち同士でタッチフットではしゃぎ始め、場の空気に呑まれることなくアップへと進むことができました。
関西のチームはこの時に大きな声で関西弁丸出しくらいのほうが良い空気にすることができると感じました。

3つめの分岐点(組み合わせ)

前日に話は戻りますが、前夜に抽選会がありました。
16チームが4ブロックに分かれて、3試合総当たりの予選プール。
八尾ラグビースクールはDブロックに入り、大分ラグビースクール、つくしヤングラガーズ、高崎ラグビークラブと同組となりました。
対戦経験があり、勝手知ったる関西のチームとは分かれました。すべて初対戦のチームとの対戦になったことは、結果として子どもたちに良い緊張感を走らすことができたと思います。1試合1試合リセットし、キーポイントは「試合の入り」ということを都度確認して、良い準備で臨むことができたと感じました。

私自身は不安要素の1つ「大人が全国大会未経験」のため、準備の部分でバタバタして子どもたちに伝播することが不安でしたが、コーチ陣がしっかり準備をしたことで、子どもたちは良いメンタルで試合に臨むことが出来たと思います。不安要素の一つ目はこうして解消し、大事な大事な初戦へと進んでいきます。

続く。