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弾速計が届いたので

早く買わないといけないと思いつつ後回しになっていましたが、やっと買いました。

色々定番がありますが、黄色いのは不検出が多いという話があるので、オレンジのものを選ぶことに。

オレンジの、ACETECHのAC5000です。

届いた箱をくり抜いて、中に紙の緩衝材を入れて簡易の弾速設備を作ります。
箱が薄いので中の緩衝材への当たり具合が良くないと貫通してしまうので、背面の補強をしないといけません。

早速測ってみた

早速なので測定をしてみたいと思います。
誤検出・不検出が少ないとはいえ、場合によっては検出しないことがあるようで、たまに検出しそこねます。
弾が出ていないのかと思いきや、今回弾が出ないということはなく、すべて検出ミスでした。

今回すぐに撃てる状態にある8挺の測定を実施します。
測定回数は5回、それぞれの初速と5回の平均を取ることにしました。
弾は0.2g。ホップアップについては調整していないので初速に若干影響する可能性がありますが、今回は参考値ということで。

測定結果

東京マルイの製品はあまり高初速ではないはずなので、58m/s台から65m/s台前後くらいならひとまず合格でいいかなと思っています。

SIG SAUER P226 RAIL

もともと所有していたP226ですが、弾速計の動作確認で数発測定した感じでは50m/s台半ばくらいしか出なかったのでちょっと不安でした。
今回の測定では安定して66m/s台を出し平均でも65.84m/sとのことで、まず問題なしという感じです。

ベレッタ92F ミリタリーモデル

ジャンク品から再生したうちの1挺です。これについては測定が安定せず、尻上がりに結果が上がってきたので測定をやり直しています。
概ね60m/s台が出ているのでいい感じです。
初期のモデルは初速寄り、比較的最近のモデルはブローバックの反動が強い代わりに初速が若干下がっているような印象がありますが、概ねその印象と一致している結果が出ています。

ベレッタ92F タクティカルマスター

92Fでもタクティカルマスターのほうです。外観はバレルが短くなっていますが、パーツ的にはインナーバレルは通常の92Fと同じものが使われています。
平均初速は今回測定したもののなかで2番目に出ていて、安定感も抜群です。
実は一番調子がいいのかもしれない。

台湾LS製 ベレッタ92F

台湾製のガスガンですが、中身は東京マルイのコピー。
シリンダーリターンスプリングが純正だと硬すぎるので東京マルイの92Fのパーツを流用してフロンガス動作に適正化しています。
初速はまあまあ出ている方かなと思いきや、急に初速が落ちたので、燃費が非常に悪いのかもしれません。

MEUピストル カスタム品

ベースはMEUピストルですが、アウターバレルとリコイルスプリングがハイキャパ流用だったり、ストライクウォーリアのハンドガードカバーとアンダーレールが移植されていたりといろいろ手が入っている状態。
しかし動かしてみると初速が安定しないのと(平均初速は合格ラインをかろうじてクリア)、発射時に生ガス噴出が見られること、ガスの量が安定しないからかスライド後退が安定せず数発に一度ハンマーコックが正常にできないときがあるなど、ちょっと不具合がありました。
これはピストン周りをバラして状態を見たほうがいいかもしれません。

M&P9

最近のお気に入りですが、このへんは最近のモデルになるので、初速はここまでのモデルよりも落ちるかなと予想していました。
結果としては今回の中で一番悪い成績でしたが、作動自体は安定していたので、こんなものなのかもしれません。
測定日は少し寒い日だったので、もう少し暖かい日なら60m/s台は平均して出るかもしれませんけど。

M&P9 Vカスタム

M&P9とそれほど大差ない結果だろうと思っていましたが、案の定ほぼ同じような結果が出ました。
しかし2回に1回閉鎖不良を起こしたので、もう少し摺り合わせをちゃんとやったほうがいいのかもしれないなと思いました。
それはそれとして、M&P9はマガジン温度の影響を受けやすいのかなと感じるところがあって、もう少し暖かい状態のときに追試をしたいなと思っています。

グロック17 Gen.3

先日スライドとアウターバレルを交換したのと、清掃・注油メンテをした以外は届いたままの状態ですが、やたらと初速が出るので驚いています。
もともとグロックはこんなものなのか、あるいは、一見ノーマルっぽかったのですが現時点でバラしていないチャンバーやピストンカップなどにカスタムパーツを組んである可能性もあるので、機会があれば確認しておこうと思います。

結果としては

合格ラインにした58m/sを下回るものが出てくるかと思っていましたが、それは一つも出なかったので安心しています。
しかしM&P9が両方とも60m/sを下回っていることは別途確認が必要ですし、MEUピストルカスタムの動作不良については明らかにチェックしないといけない項目です。
やはりブローバック作動の確認だけではなく、実射テストも実施したうえで正常性確認は必要ですね。


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