2022年振り返り ①ベストムービー5

新旧…いや全部旧作 今年見た映画の上位5本 
100本以上見ましたが、邦画は苦手なので全部洋画です。アニメーション含めて邦画を見てない2022。

順不同

① 『カーマイン・ストリート・ギター』 Carmine Street Guitars

ドキュメンタリーでもやはりセンスが問われるわけで、本作はエラいセンスが良かった。無駄がない素敵な映画でした。

②『コレクティブ 国家の嘘』Colectiv

『カーマイン…』とは全くベクトルの違うドキュメンタリー。自分が暮らす国をただ良くするためにやりたいことが尽く上手く行かない様子がこれでもかと描かれ、最後まで希望なし。これが大多数の国家に当てはまる現実なわけで、無関心というより目を背ける人は万国共通だね。

③『5月の花嫁学校』La bonne épouse

頭から最後まで、しっかりフランス映画を貫きながら、歴史が積み重ねてきた歪みを真正面から表現した良作。好き嫌いは分かれるし、合う合わないも分かれる作品の典型例ぽいけど、こんなにも大きくフェミニズムを叫んでいるのが清々しくて、好きでした。アメリカのフェミニズム映画とは別ベクトルなのが何より魅力的。キャストみんなの演技も秀逸。

④『バリー・リンドン』BARRY LYNDON

キューブリックの構成美がこれでもかと味わえる傑作!なにもいうことはない、見てくれ。

⑤『神に仕える者たち』Služobníci

映像美と構成美の極地。次いつかかるか分からないが、本当に見て欲しいと思いつつ、カジュアルに見て欲しくなさもありつつ…

てな感じでした。アニメーションは今年はかなり少なかったけど、『王と鳥』は傑作だった。なんぼでも見れる。
2023年の目標は、古典を押さえつつマイナーな国の映画を見つつ、もうちょっとアニメーションがみたい、そしてなにかシリーズ物を制覇していきたい。
以上!

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