低レート全回収を目指す意義に関して


私の主張から話そう。私は低レート全回収(ここにおける低レートとはたつじん40-400ほどまでのW1納品数が23-27程のことをいう)こそ、乱獲練習において最も有用だと考えている。W1納品数が28-30の高レートを回すよりもだ。ではなぜ有用だと考えるのか、低レートと高レートの違いを様々比較しながら述べていこうと思う。

収率不足に陥るのは何故か

乱獲初心者(のみ200未経験者とする)にとって、高レートで安定して昼60↑を入れることは比較的難易度の高いことだろう。なぜ入らないのか、考えたことはあるだろうか。その理由は単純で、収率が低いから。これに尽きる。ではなぜ収率が低くなるのか。私たちはここまで考える必要がある。
収率が低くなる原因として考えられるのは大きく分けて3つある。
1つは多量のデス、1つは処理遅れ、もう1つは納品遅れである。
これらの要素に関しても、何故そうなっているのかを考える必要があるが、具体的に話していては話の本質とは逸れてしまうのでここでは割愛する。
ここまで、高レートで収率不足に陥るのは何故か。これに関して述べてきた。私は「なぜ収率が低いのか考えずに高レートを回すこと」これに価値があるとは思えない。収率が低い原因がどこにあるのか特定し、それを意識して改善していく方が伸びは早いはずである。

高レート、低レートの違いと低レート全回収を目指す、練習する意義
高レートで求められていることは判断の速さ、処理の速さ、納品の速さ。まとめるとこうなる。つまりは速さ(効率)を求められているだけなのだ。しかし高レートは難易度が高く、デスがかさんだり、ゲームスピードが早いためにのんびり判断してはいられない。ここであえて低レートをやるということが重要になってくる。
低レートは高レートと異なり、ゲームスピードが比較的遅いため、座学などで学んだことが丁寧にゆっくり出来るはずである。無論判断もゆっくりで良い。デスも少なくなりがちなので、デスによる処理遅れなどが起こりにくい。これらがとても重要である。自分たちの動きに大きなミスがないなら、湧きによるランダム性のみを考えれば良いため、反省も行いやすい。足りないところが何かわかりやすいのだ。これが低レート全回収をやる意義といえるだろう。処理が遅い?デスが多い?納品してない?寄せが甘い?タマヒロイが上手く使えてない?回収率を高めるために、足りない要素はいくらでもあるはずなのに、これらを一括でまとめて考えて、何をするべきか分からず高レートを回し続けるのはあまりに無駄といえるだろう。

物事の練習をするときに考えるべきこと
-不連続的な動作と連続的な動作に関して-

物事の進捗の速さを求めるとき、いきなり連続的にやろうとしても難しい。
例えば、特に走ったこともない人がフルマラソンを練習することなく、いきなり走ってくださいと言われて完遂できるだろうか。おおかた不可能だろう。まずはシューズを買って5km走ってみよう、体力をつけてみよう、食事を考えてみようと細分化した(不連続的な)目標を立ててやるはずだ。
乱獲においても同様で、回収率を上げようといってあれこれやろうとしても意識する箇所が多すぎて難しい。まずは外回収を丁寧にやってみよう。寄せを丁寧にやってみよう。タマヒロイを上手く使ってみよう。etc...
これら不連続的な要素を繋げて、最終的に連続的にできるようにすることで速さがうまれる。にも関わらずいきなり連続的に早くやろうとするから難しく感じる。それだけのことである。
低レートでやるとき、ゲームスピードがゆっくりなので不連続的な動作を連続でゆっくり繋げやすい。この不連続的動作を連続的動作にするためには慣れが必要で、その慣れを作るためにも低レート全回収を目指すのは非常に効果的であると考える。

収率を高めるにあたり考えるべき乱獲での流れ

収率を高める上で大事な「乱獲における流れ」
形が綺麗、流れが良い。この言葉を乱獲中に聞いたことはあるだろうか。この流れというのは綺麗であればあるほど収率が高まる。流れを掴むことは収率を高める上で重要になる。高レートでは仕事が多いためになかなか難しいが、低レートでは仕事が比較的少なく、流れを掴みやすい。どういう形が綺麗なのか、それを1度見ることで高レートでも同じ状況を作れるように頑張ろう!という目標ができる。これらも低レート全回収をおすすめする理由である。

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