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月と六文銭・豆知識編(2024/4-9月)

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「月と六文銭」に関連した豆知識をまとめました。物語の補足やちょっとした会話に活用いただけたら嬉しいです。
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2024年5月の記事一覧

脳の使用量:通説では人間は脳の能力の30%しか使っていない。残りの70%が使えるとすごいことができると言われる。映画などでは10%や20%と設定され、それを越えた瞬間から超人的能力を発揮する主人公等の姿が描かれる。研究発表の一部が独り歩きした結果と言われる都市伝説の一種。

八反満
4週間前
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脳の計算能力:スーパーコンピュータ「京」で実際の人の脳1%分に相当する10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路をシミュレートしたところ、1秒間に相当することを、京は40分かけて計算。この10兆4000億個のシナプスは人の脳の神経回路の1%程の規模に相当。

八反満
4週間前
2

扁桃体:高等脊椎動物の側頭葉内側の奥に存在。アーモンド(扁桃)形の神経細胞の集まり。情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つ。大脳辺縁系の一部であると考えられる。記憶固定と呼ばれる処理によって長期的な記憶の貯蔵庫にゆっくりと同化され、半永久的な状態へと変化。

八反満
1か月前
2

海馬:脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。PTSD、うつ病の患者では萎縮を確認。βエンドルフィンが分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強する。

八反満
1か月前
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大脳辺縁系:記憶の処理と感情に不可欠な脳の領域。海馬、扁桃体等複数の構造から成り、感情と長期記憶への情報統合の中心をなす。感情反応、特に恐怖や喜び等の強い感情体験に深く関与し、経験や学習に基づく記憶形成にも重要。偏桃体は恐怖感を調整し、海馬は新しい記憶の形成に関わる。

八反満
1か月前
1

弾道:発射点と弾着点の間に銃砲弾が描く道。放たれた飛行物体(弾丸等)は放物線を描きつつも、空気抵抗を受けることで主に水平速度を失いながら飛ぶ。この放物線は思いのほか中央の凸が大きく、手前の人を通り越して、だいぶ後ろに立つターゲットを撃つことも可能。

八反満
1か月前
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天安門事件:六四天安門事件、1989年6月4日に中華人民共和国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が実力行使し、多数の死傷者を出した事件。戦車に押しつぶされた学生の映像が世界中に流れたが、国内では情報が統制され、ほとんどの国民は知らない。

クーデター2:貧富の差が大きい国では、生活のため、職業軍人となるケースがかなりある。生活の安定のほか、利権などに群がるケースもある。政治に対する不満が大きくなると軍部はクーデターを起こし、時の政権に代わって政治を行うケースも散見され、タイでは比較的頻繁に起こる。

八反満
1か月前
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朴正煕:パク・チョンヒ(1917年11月14日 - 1979年10月26日)、大韓民国の政治家(大統領)、軍人(陸軍大将)。『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長が実現した。1979年10月26日、側近である金載圭KCIA長官により、車智澈大統領府警護室長と共に暗殺された。

八反満
1か月前
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クーデター:暴力的な手段の行使によって引き起こされる政治的変革。革命は支配階層が入れ替わるのに対し、同じ支配階級内での権力の移動。韓国では、朴正煕が1961年5月に軍事クーデターを起こし、1963年から1979年まで大統領を務め、『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長を実現。

八反満
1か月前
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外交特権:刑事裁判権・租税の免除等がある。外交関係に関するウィーン条約に基づいている。駐在武官や外交官と生計を共にする家族も含まれるが、公館勤務の現地採用職員は適用範囲が限定される。外国元首同行者に外交特権が認められるケースもあり、外交郵便を開けてはならないルールもある。

八反満
1か月前
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経験人数:少ないからいいとか、多いからダメというのはナンセンス。内容次第だと武田は思っていた。稚拙な行為を幾ら繰り返しても満足度は上がらない。回数が少なくても深い快感を得られるなら、それがその人にとってのベストな体験と言える。向上心と相手に対する思いやりが大事と武田は信じている。

八反満
1か月前
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四:し=死を連想させるとして、不吉、或いは良くない数字の一つとされ、会社の設立場所として、四階を避けるケースもある。特に縁起を担ぐ経営者は新規事業を開始する日が四日に当たらないよう気を付けている人もいる。不吉な数字として、西洋では13がそれにあたる。

八反満
1か月前
4

姉さん・兄さん:韓国では年齢の上の女性を「姉さん」、男性を「兄さん」と親しみを込めて呼ぶ。だから本当の姉や兄とは限らない。元々は年功序列の習慣が強い文化のため、初対面でも年齢を聞き、長幼の序を把握する。把握したら年齢の上の者を立て、年齢の下の者を守るのが基本。